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ソニーの新型カメラで加速する「4K」への道

「異端児」に先を越された日本勢、巻き返しへ

2013年7月16日(火)

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 英国営放送のBBC(英国放送協会)は7月5日、3D放送の無期限停止を発表した。2011年から2年間、試験放送を実施してきたが、今年11月に放送する人気ドラマの特別編を最後に3D放送から事実上、撤退する。視聴者からの支持を得られず、需要がないと判断した。

 家電メーカー各社は、急速な価格下落でコモディティー(汎用品)化が加速する薄型テレビ市場を、3D対応テレビで再び活性化したいと期待をかけてきた。だが、米スポーツチャンネルESPNに続き、世界最大の放送局であるBBCが3Dからの事実上の撤退を決めたことで、3Dテレビの失敗が決定的ともいえる状況になった。

 その一方で、新たな技術に期待が集まっている。それが、ハイビジョンの4倍の解像度を持つ「4K」だ。ソニーやシャープ、韓国サムスン電子など家電各社は、4Kテレビの発売を競っている。現在、世界で4Kの放送を実施している国はどこにもない。ブルーレイ・ディスクでも、4Kのコンテンツは発売されていない。ソニーは6月から、55型、65型の4Kテレビを日米欧などで発売しているが、米国で始めた4K映画のインターネット配信サービスでも、視聴できる4K映画は年内に100本と十分とは言えない。

 それでも、4Kを「次世代テレビ」の本命とみる動きが広がっているのは、映画業界をはじめとした映像制作の世界で、4Kが急速に普及し始めているからだ。4Kを撮影するカメラや映像制作環境が整ってきたことで、従来のハイビジョン映像の制作の延長で4Kを手軽に扱えるようになりつつある。

サングラス「オークリー」の創業者がソニーを出し抜く

 映像制作の現場で4Kが浸透し始めた背景には、4Kカメラの技術競争が勃発していることにある。

 その発端は、米カリフォルニアに本社を置くベンチャー企業レッド・デジタル・シネマが2007年、世界初の4Kカメラを発売したことに遡る。「RED ONE」と名付けられたそのカメラは、技術力の高さと4K映像の美しさから映像制作の専門家たちに衝撃を与え、一部のハリウッド映画監督やカメラマンなどから支持された。

サングラス「オークリー」の創業者ジム・ジャナード氏が立ち上げたレッド・デジタル・シネマは2007年、世界初の4Kカメラ「RED ONE」を発売。写真は同社が販売している現行モデル「EPIC」

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「ソニーの新型カメラで加速する「4K」への道」の著者

大竹 剛

大竹 剛(おおたけ・つよし)

日経ビジネス記者

2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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