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「あまちゃん」ブームを歴代朝ドラと比較してみた(前編)

新聞記事数では「ゲゲゲ」超えの予感も

2013年7月23日(火)

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 「今年の新語・流行語大賞には、どんな言葉が選ばれるのだろう?」。言葉探しを生業(なりわい)とする筆者は、ネットなどで交わされるこの種の言動について、つい興味を持ってしまいます。世間でもっぱら最有力とされるのが、安倍首相が進める経済政策「アベノミクス」。今後よほどの出来事や流行が発生しない限り、アベノミクスの大賞受賞は確実でしょう。少なくとも筆者はそう考えています(アベノミクスに関しては、本連載のバックナンバー「流行語としての『アベノミクス』研究」をご参照ください)。

 では、大賞以外(=ベストテンの残り9語)はどんな言葉が選ばれるのでしょうか。筆者なりに「当選確実ライン」にあると考えている言葉が「2つ」あります。1つは、カリスマ予備校講師・林修氏の「今でしょ?」。そしてもう1つが、テレビドラマ「あまちゃん」に登場するセリフ「じぇじぇじぇ」です(じぇじぇじぇの詳細は後述します)。

 ドラマ「あまちゃん」を知らない方のために、内容を補足しておきましょう。「あまちゃん」はNHKの連続テレビ小説(通称=朝ドラ)として88作目の作品。今年4月から放映が始まりました。舞台は、東北にある架空の町・北三陸市と、東京の上野付近です。時代設定は2009年以降。朝ドラとしては初めて2011年の東日本大震災に関係する描写が登場する予定です。

 あらすじはこんな感じです。主人公は、内向的な女子高生であるアキ(能年玲奈)。夏休みのある日、アキは母・春子(小泉今日子)に連れられて、故郷の北三陸に初めてやってきます。そこでアキは祖母であり現役の海女(あま)でもある夏(宮本信子)に出会うことに。夏のカッコ良さに惚れて、突如アキは北三陸で海女を目指すことを決めます。

 やがてアキは地元アイドルとしても活躍するように。さらには再び上京して本格的にアイドルへの道を歩むことになります。なお題名の「あまちゃん」には「海女」と「人生の甘ちゃん(=甘えん坊)」という2つの意味が込められています。物語がコメディタッチで進むところも大きな特徴です。

 と、ここまで書き連ねた範囲では「あまちゃん」をありきたりのドラマと思われるかもしれません。しかしドラマの脚本を担当するのは「木更津キャッツアイ」や「タイガー&ドラゴン」など、ちょっとクセのあるドラマを手がけたことで知られる宮藤官九郎(くどうかんくろう=愛称はクドカン)なのです。「あまちゃん」の放映が始まる前には「クドカンの作風と朝ドラは合うのか?」などの疑問が飛び交いました。しかし現状を見る限り、クドカンと朝ドラの組み合わせは「良い化学反応」を生んだように思えます(クドカンならではの演出についても後述します)。

 そして最近では、新聞・雑誌などでも「あまちゃん」に関連する記事をよく見かけるようになりました。「あまちゃん」はNHKの朝ドラとして、久しぶりのブームになりつつあるようです。そこで今回の「社会を映し出すコトバたち」は「あまちゃん」ブームを取り上げてみたいと思います。ブームは本当に到来しているのか、世間ではどんな「あまちゃん関連語」が流行っているのか、などについて、前後編の2回に分けて分析してみましょう。

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「社会を映し出すコトバたち」のバックナンバー

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「「あまちゃん」ブームを歴代朝ドラと比較してみた(前編)」の著者

もり ひろし

もり ひろし(もり・ひろし)

新語ウォッチャー(フリーライター)

CSK総合研究所を経て、1998年から新語専門のフリーライターに。辞書・雑誌・新聞・ウェブサイトなどに原稿を提供中。2009年より『現代用語の基礎知識』(自由国民社)で「流行現象」のコーナーを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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