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「あまちゃん」ブームを歴代朝ドラと比較してみた(後編)

ネット文化との相性の良さがブームの秘密?

2013年7月30日(火)

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 「あまちゃんブーム」を特集する今回の「社会を映し出すコトバたち」。本稿はその後編となります。

 前編では「『あまちゃん』は本当にブームなのか?」という疑問を解くべく、視聴率や新聞の記事数について過去の朝ドラ(=NHKの連続テレビ小説)と比較してみました。また「朝ドラからどんな流行語が登場したのか」についても紹介しました。

 後編の本稿はその続きです。まずは「朝ドラからどんな流行語が登場したのか」の締めとして、「あまちゃん」から誕生した流行語の数々を紹介。その後、歴代の朝ドラが「どんな社会現象を引き起こしたのか」を探ってみることにしましょう。

あまちゃんの流行語(1)じぇじぇじぇ

 ではさっそく「あまちゃん」から誕生した流行語から。

 現在放送中の「あまちゃん」から「じぇじぇじぇ」という言葉が流行しています。気の早い話ではありますが、今年の新語・流行語大賞の有力候補として推す声も少なくありません(例:ZAKZAK・2013年4月8日「朝ドラ『あまちゃん』で広まる『じぇ!』の秘密 流行語大賞も狙ってる?」)

 「じぇじぇじぇ」は、架空の漁港「袖が浜」で海女が使っている方言として登場します。何かに驚いた時に「じぇ」、もっと驚いた時には「じぇじぇ」、もっともっと驚いた時には「じぇじぇじぇ」と言う、という設定です。主人公のアキ(能年玲奈)をはじめ、北三陸の登場人物のほとんどがこの表現を使います。厳密に確かめたことはありませんが、おそらく「すべての放送回」で登場するぐらい、登場頻度が非常に高いセリフです。

 ちなみにこの「じぇじぇじぇ」という表現は、袖ヶ浜のモデルとなった岩手県久慈市の小袖海岸で、海女の人たちが実際に使用している表現なのだそう。脚本の宮藤官九郎(愛称=クドカン)が現地で取材した際に耳にしたことから、作中で使用することを決めたそうです。ただこの表現を使用するのは久慈市でも一部の人だけで、海岸を離れると「じゃ」など別の表現が一般的となるようです(参考:ZAKZAK・2013年4月8日)。

 では「じぇじぇじぇ」が世間でどの程度流行しているのか。グーグル検索で検証しましょう。以下に今年話題になったキーワード(筆者が適当に選出)について、グーグル検索を行った結果を示します。横軸(検索結果の数)が対数目盛になっている点にご注意ください。

 グラフを見て何よりも驚くのは、「じぇじぇじぇ」が「アベノミクス」とほぼ拮抗する検索数であることでしょう。しかも今年話題になったキーワード群の中でも、かなり上位に食い込んでいます。「じぇじぇじぇ」がいかに流行しているのかが分かります。

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「「あまちゃん」ブームを歴代朝ドラと比較してみた(後編)」の著者

もり ひろし

もり ひろし(もり・ひろし)

新語ウォッチャー(フリーライター)

CSK総合研究所を経て、1998年から新語専門のフリーライターに。辞書・雑誌・新聞・ウェブサイトなどに原稿を提供中。2009年より『現代用語の基礎知識』(自由国民社)で「流行現象」のコーナーを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官