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自動ブレーキ「+5万円」に思わぬ援軍

2013年8月20日(火)

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 「6割ぐらいのお客さんが『スマアシ』を選んでくれるのではないでしょうか」。8月19日、軽自動車「ミライース」の一部改良を発表したダイハツ工業の中島雅之チーフエンジニアはこう自信をのぞかせた。スマアシとはダイハツの衝突被害軽減ブレーキ「スマートアシスト」の略称だ。フロントグリルの赤外線センサーで前方の車両を認識し、追突しそうなときは自動でブレーキをかける。壁際での誤発進も防ぐ。

フロントグリルの赤外線センサーで前方車両を認識、追突を防ぐ

 ダイハツがこのブレーキを搭載し始めたのは昨年12月に一部改良した「ムーヴ」からだ。ムーヴでは113万円のモデルが最安だったが、ミライースでは94万円のモデルにも自動ブレーキを載せた。「100万円を切ったインパクトは大きい。狙ってやりました」(中島チーフエンジニア)。

 とはいえ、安いクルマになればなるほど自動ブレーキの価格がきわ立ってしまうのも事実だ。ダイハツの場合、自動ブレーキなしのクルマと比べて5万円高くなる。高級車と比べれば自動ブレーキそのものも安価に仕上げているとはいえ、価格に厳しい軽自動車の顧客に受け入れられるだろうか?との疑問はわく。日本の消費者には「安全はタダ」という意識も強い。

 だがここに来て、自動ブレーキの思わぬ援軍が現れた。自動車保険だ。

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「自動ブレーキ「+5万円」に思わぬ援軍」の著者

佐藤 浩実

佐藤 浩実(さとう・ひろみ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社で電機、機械、自動車を6年間取材。13年4月に日経ビジネスへ。引き続き製造業を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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