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増え続けるデータ関連の新用語(前編)

データマイニング、データ爆発、ビッグデータ

2013年9月3日(火)

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 やや旧聞に属する話ですが、米ニューヨーク・タイムズが2009年8月5日、「卒業生に一言、統計だ(For Today’s Graduate, Just One Word: Statistics)」と題する記事を掲載しました。考古学やビジネスでの応用例を示しながら、今後の社会において「統計学が重要な地位を占めるようになる」との予測を伝えた記事でした。

 この記事の中で、米グーグルのチーフエコノミストを務める経済学者ハル・ヴァリアン(Hal Varian)が次のコメントを残しています。「私はずっとこう言い続けています。今後10年の魅力的な職業は統計学者になるでしょう。本気で言っているのですよ」(“I keep saying that the sexy job in the next 10 years will be statisticians,” said Hal Varian, chief economist at Google. “And I'm not kidding.”)。

 実際、日本でも最近、ビッグデータ(詳細は後述)という言葉をよく聞くようになりました。インターネットの普及に伴って膨大なデータが蓄積。それらを「統計」的手法で解析することで、社会生活のあらゆる分野(学術、行政、ビジネスなど)に有用な知見を得ようとする考えが生まれました。

 こうした動きとともに最近増加しているのが「データ」に関連する複合語です。例えば「データ通信」などのように語中に「データ」を含んでいる言葉です。前述したビッグデータのみならず、オープンデータ、データサイエンティスト、データジャーナリズムなどの新しい概念を見聞きするようになりました。

 そこで今回の「社会を映し出すコトバたち」は最近注目されているデータ複合語について、前後編に分けて紹介したいと思います。

 前編は話題の前提として、3つのキーワード――データマイニング、データ爆発、ビッグデータ――について復習します。そして後編では、オープンデータ、データサイエンティスト、データジャーナリズムなどの新概念について紹介します。

そもそもデータ複合語の数は多い

 まずはデータの複合語について復習しましょう。そもそもデータの複合語は、おびただしい数が存在します。

 専門用語の辞典ではない一般の国語辞典ですらそこそこの数を掲載してします。例えば広辞苑・第6版(岩波書店)は、データ圧縮、データ通信、メタデータなど11語を掲載していました。また新語や専門用語の採用に積極的な国語辞典「デジタル大辞泉 増補新装版」(小学館・HMDT)は、データセンター、データ復元ソフト、テキストデータ、デジタルデータなど58もの語を掲載しています。

 そしてデータ複合語の数は、近年も増え続けています。その背景には、インターネット社会の進展があります。その詳しい状況は次章以降で検討することにしましょう。

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「増え続けるデータ関連の新用語(前編)」の著者

もり ひろし

もり ひろし(もり・ひろし)

新語ウォッチャー(フリーライター)

CSK総合研究所を経て、1998年から新語専門のフリーライターに。辞書・雑誌・新聞・ウェブサイトなどに原稿を提供中。2009年より『現代用語の基礎知識』(自由国民社)で「流行現象」のコーナーを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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