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「Vikiの買収、アメリカで大騒ぎになってますよ」

米動画配信サービスを買収した楽天の三木谷浩史会長兼社長に聞く

2013年9月3日(火)

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 9月2日に動画配信サービスを展開する米Viki(ヴィキ)を買収した楽天。ヴィキは世界各国のテレビ番組や映画、ミュージックビデオなど、多岐に渡る動画コンテンツをパソコン、スマートフォン、タブレット、スマートTV向けに配信している会社。大きな特徴は多言語対応の字幕がつく点だ。(関連記事

 楽天が展開する事業とヴィキのサービスの相乗効果はどこにあるのか。なぜ、ここにきてデジタルコンテンツ系企業の買収が相次いでいるのか。楽天の三木谷浩史会長兼社長に話を聞いた。

2億ドル(200億円)を投じてまでヴィキを買収したかった目的は。

三木谷氏:存在が唯一無二だからです。米国でも数多くの賞を受賞していることが証明しているように、極めてクリエーティブなビジネスモデルです。僕としては、買収に何の迷いもなかったですね。だから検討作業も急ピッチでした。

 社長のアズミッグ・ホバギミアン氏にはそのまま残ってもらいます。それが最も重要なことでしたし。楽天からはこれから役員を派遣することになります。

ヴィキの大きな特徴は多言語対応ですね。各国の楽天のECサイトとの統合は比較的簡単では。

三木谷氏:多言語対応、素晴らしいですよ。本当にすごい。米国では(楽天によるヴィキの買収が)大騒ぎになっていますよ。とりあえず、これまで極端な会員獲得策は講じていなかったので、少しずつメリットになる施策を通じて会員を増やしていきます。

 とにかくフィジカル(物理的な)EC(電子商取引)事業よりも早く海外市場に出て行ける。この効果は大きい。インドでは既にコボを始めていますし、イタリアでも始めています。まずはデジタルエコシステムを完成させ、その後にフィジカルなEC事業が入っていく。これからは(各国への進出の)順番が逆になることもあるでしょう。コボも既に世界中で使われていますから。特にインフラが弱い新興国においてはヴィキが主要なメーンプレーヤーになれるでしょう。

具体的にどこの国からの視聴が多いのでしょうか。

三木谷氏:北米、南米も多いですが、アジアも多いですね。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の人人網(レンレン)などと組んでサービスを展開している中国なんて、最初の3カ月で数百万人の会員獲得をしていますからね。

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「「Vikiの買収、アメリカで大騒ぎになってますよ」」の著者

原 隆

原 隆(はら・たかし)

日経コンピュータ記者

宮崎県出身。お酒が好きです。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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