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五輪招致に学ぶ日本企業の「勝ち方」

「当たり前の良さ」を強みに

2013年9月12日(木)

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 2020年のオリンピック・パラリンピック開催地が東京に決まった。

 スペイン・マドリード、トルコ・イスタンブールとの招致合戦の末の勝利に国内は沸き立つ。五輪開催で経済への好影響も期待される。

 「今回の招致成功は、日本企業がグローバル市場での勝ちパターンを再認識する機会になる」と解説するのは慶応義塾大学ビジネス・スクールの小幡績准教授。招致レースの際に東京が評価されたのは、「当たり前のことを当たり前にできる」能力。それを企業も一層磨いてアピールすべきだと説く。

(構成は小林佳代=エディター/ライター)

 2020年のオリンピック・パラリンピック開催地が東京に決まりました。この招致成功は、日本企業にグローバル市場での勝ちパターンを再認識させる契機になると思います。

 東京が五輪招致に成功した決め手は何だったでしょうか。

 安心・安全な街であるという都市としての魅力のほか、計画したことを予定通りに実行・運営できるという、いわば「当たり前のこと」を「当たり前にできる」能力を備えていることが評価されました。

 日本人からすると、少し拍子抜けするような要因です。

 しかし、2016年に開催されるブラジル・リオデジャネイロ五輪の準備の遅れが深刻視される中、IOC(国際五輪協会)委員は、日本が持つ「当たり前の能力」こそを求めたのです。

五輪招致成功で再認識すべき世界に評価される日本の強さ

 開催地決定前の最後のプレゼンテーションでは、英国人のコンサルタントにアドバイスをもらって、五輪東京招致委員会のメンバーらがIOC委員の心をつかむアピールをしましたが、その内容は「時間通りに電車が出発する」「落としものは警察に届く」「心を込めておもてなしする」「計画通りに建物を造る能力がある」など、日本人にとっては特別ではないことばかりでした。

 このように、世界に評価される日本の強さは、「普通のことを普通にできること」であり、「一生懸命かつ正直にやること」です。

 日本企業がグローバル市場で成功を目指す際にも、五輪招致と同じ勝ち方を心がけるべきです。

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「五輪招致に学ぶ日本企業の「勝ち方」」の著者

小幡 績

小幡 績(おばた・せき)

慶応義塾大学ビジネス・スクール准教授

1967年生まれ。92年3月東京大学経済学部卒業、同年4月、大蔵省(現財務省)入省、99年退職。99~2001年ハーバード大学。2001年ハーバード大学にて経済学博士を取得。2003年から慶応義塾大学ビジネス・スクール准教授。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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