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四輪の「スーパーカブ」を作れ

ホンダが新小型車「フィット」に込めた思い

2013年9月18日(水)

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 東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)の劇場を使った派手な演出から、新しいクルマに対する意気込みが伝わってきた。9月上旬、3代目「フィット」のお披露目の場で、伊東孝紳社長はこう言い切った。「このクルマは成長戦略の根幹。一番たくさん売る、ホンダの最重要機種です」。

フィットを「最重要機種」と言う伊東孝紳社長

 ハイブリッド車(HV)で36.4km/ℓ(JC08モード)の燃費性能、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)の採用による優れた走行感覚、衝突被害軽減ブレーキ――。「最重要」の名に恥じぬまいと新技術を盛り込んだフィットは、ありとあらゆる競合車をベンチマークして開発した。

 その結果、カタログに記載する燃費性能ではトヨタ自動車の「アクア」を抜いて1番になった。自動車専門誌は早速、独フォルクスワーゲンの「ポロ」など、海外の有力小型車と「走り」の比較をし始めている。

 だが、ホンダの開発陣が最も意識した、いや、目指したクルマはアクアでもポロでもない。ヒントは浦安市での発表会の中でフィットの写真とともに紹介した1本のコピー、「You meet the nicest people on a Honda(素晴らしき人、ホンダに乗る)」だ。

 実はこのコピー、1960年代の米国で世に出た。ショッピング帰りの婦人や親子連れ、若者やサンタクロースがこぞって同じクルマに乗るポスター(写真)に掲載されたのだ。当時、まだ小さな企業だったホンダが売り出した二輪車「スーパーカブ」の広告だった。この広告は、不良の乗り物と思われていた二輪車の印象を変え、生活に密着した手軽な乗り物として浸透していくきっかけになった。

全ての人にとって身近な乗り物だと印象付けた

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「四輪の「スーパーカブ」を作れ」の著者

佐藤 浩実

佐藤 浩実(さとう・ひろみ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社で電機、機械、自動車を6年間取材。13年4月に日経ビジネスへ。引き続き製造業を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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