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「韓国の保険市場は日本と似ている」

海外進出の意気込みをライフネット生命・岩瀬大輔社長に聞く

2013年9月27日(金)

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 先週、韓国大手の生命保険会社と現地で合弁会社を設立することを発表したライフネット生命。2008年にインターネットを主たる販売チャネルとする生命保険会社として開業して5年、事業拡大に向け海外に打って出る。その詳細について、社長の岩瀬大輔氏に聞いた。

(聞き手は武田 安恵)

ライフネット初の海外進出となる国に、韓国を選んだ理由は何ですか

岩瀬:日本と非常にビジネス環境が似ているということが1つの決め手になりました。

 韓国の生命保険市場は、保険料収入ベースで世界第8位の規模で、国民の生保加入率が非常に高い。世帯当たりの生保加入率は約9割と、日本と同レベルです。しかし、その流通の仕方が非常に非効率なのです。日本と同じような対面営業が普及していて、銀行でも生命保険が販売されています。しかし、ネットを通じた販売チャネルが浸透していません。これは、われわれライフネット生命が2008年に開業した際の状況と非常に似ています。

 韓国が、インターネット先進国であることも大きなポイントです。国民のインターネットリテラシーは若者を中心に非常に高いですし、ネットを活用した金融取引も活発です。日本の自動車保険の加入者が約1割なのに対し、韓国は約3割がインターネット経由です。

合弁相手「教保」は大型書店でも有名

合弁会社を設立するに当たり、選んだパートナーとなる「教保(キョウボウ)生命」とは、どのような会社ですか。

 韓国で多様な事業を展開するコングロマリット(複合企業)のような生命保険会社です。韓国で教保と聞くと、まず皆は書店を思い浮かべるそうです。日本での「丸善」や「紀伊国屋書店」に当たる、大型書店「教保文庫」を経営しています。

ライフネット生命保険の岩瀬大輔社長
(写真:陶山 勉)

 金融業も積極的に展開しており、証券業や投資顧問業にも進出しています。保険業に関しては、教保生命が対面販売を中心に韓国3位の事業規模となっています。2013年3月期の経常収益は約1兆1000億円です。

 教保は書店経営を通じて、オンラインの持つ影響力を理解しています。今や、アマゾンなどのオンライン書店は店舗を持つ書店を脅かす存在となっていますから。ネット保険事業への進出を決めたのも、このような背景が影響しているのかもしれません。

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「「韓国の保険市場は日本と似ている」」の著者

武田 安恵

武田 安恵(たけだ・やすえ)

日経ビジネス記者

大学院卒業後、2006年日経ホーム出版(2008年に日経BPと合併)に入社。日経マネー編集部を経て、2011年より日経ビジネス編集部。主な担当分野はマクロ経済、金融、マーケット。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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