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「工場のアマゾン」が中小企業を救う

ネット通販の新星、モノタロウの挑戦

2013年10月3日(木)

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 インターネット通販と聞いて、あなたはどんな会社を思い浮かべるだろうか。米アマゾン・ドット・コムや楽天という人が大半だろう。アパレルや日用品に特化した通販企業のサービスを愛用している人もいるかもしれない。

 だが、これらはB to C(企業と消費者間)の話だ。あまり知られていないが、中小企業の工場や自動車整備、工事の現場で、さながらアマゾンのような存在感を見せる通販事業者がある。切削工具やネジ、軍手など間接資材や交換部品に特化した通販会社のMonotaRO(モノタロウ)だ。500万点(9月時点)を扱い、現在は100万人超が会員登録している。

 モノタロウは2000年の設立以来、機械・工具商社の取りこぼしをすくいあげる事で、成長を続けてきた企業だ。つまり、山善やユアサ商事などの大手が「営業に行っても『費用対効果』が低い」と訪問をしなくなっていた中小・零細企業が顧客の中心だ。

 大手商社は「たくさん購入してくれる企業には安く、少量しか買わない企業には高く」売るのが基本だ。それ対して、モノタロウは「1物1価」。同社の通販のほうが安く買える商品が多かったことも、中小企業に受けた要因だ。当日出荷の商品を増やすことで利便性を高めており、2012年の売上高(単体)は286億円と、12年連続の増収を達成した。

物流倉庫に並ぶ「当日出荷」の製品と鈴木雅哉社長

 そのモノタロウが今秋、2つのサービスを相次いで始めた。1つは無料のホームページ作成サービス。2つ目はインターネット広告の出稿・運用の代行サービスで、価格は月3万円からだ。通販だけだった事業の多角化の一環かと思いきや、「これで儲けるとか、2本目の柱にするという意志はない」と鈴木雅哉社長は言う。

 本業の間接資材の通販にも一見、関係がなさそうだ。では何のために、儲けるつもりのないサービスに取り組むのか。

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「「工場のアマゾン」が中小企業を救う」の著者

佐藤 浩実

佐藤 浩実(さとう・ひろみ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社で電機、機械、自動車を6年間取材。13年4月に日経ビジネスへ。引き続き製造業を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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