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“片手間”でも選挙結果の予想が的中したビッグデータ分析

ITpro EXPO 2013で明らかにしたYahoo! JAPANビッグデータレポートの舞台裏

  • 小松原 健=日経BP ビッグデータ・プロジェクト

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2013年10月18日(金)

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 6月の参院選で、複数選挙区の16区のうち13区で獲得議席数を的中――。選挙結果や経済指標などを予測し次々に的中させてきたヤフーの「Yahoo! Japanビッグデータレポート」。その舞台裏を、2013年10月11日、「ITpro EXPO 2013」の講演でヤフー 執行役員 チーフストラテジーオフィサー 事業戦略統括本部長の安宅和人氏が明らかにした。

 このレポートは、昨年末から数人の同好会的なチームが“片手間”で取り組み作成している。一つのテーマで、1、2人がデータの抽出/分析し、1人がSNS(ソーシャルネットワークサービス)関連を担当、1人が文書化するといった具合である。皆本来の業務があるため、その合間をみて、データ分析、レポート作成に取り組んでいる。「ネットとリアルの関係性を示したい」(安宅氏)との理由で始めた試みである。

 これまで、選挙結果のほか、経済指標やインフルエンザの流行なども分析している。その基となるのが検索キーワード。ヤフーのアクセス数は、1秒間に数万~十万以上と多く、膨大なデータが蓄積されている。併せて、SNSの投稿情報も利用している。

最初に衆院選を分析、検証

 最初のレポートは2012年12月の衆議院選挙で、「得票数や獲得議席数」と「Yahoo!検索数やSNS投稿数」の関係を調べた(発表資料)。その結果、比例区では、政党名検索数と得票数、獲得議席数に強い相関があることが判明した。政党名の検索数に比例して、得票数や議席数が多い。小選挙区についてはSNS投稿数が得票数や議席数との相関がより強いという結果であった。

 横軸yに検索量、縦軸xに得票数、獲得議席数をとり、政党別の数値をプロットすると、y=ax+bのグラフに沿っていることがわかる。その相関係数*が、それぞれ0.946、0.932であり、「いやになるくらいきれいな関係」(安宅氏)であった。つまり、検索量から得票数/獲得議席数が予想できる相関モデルができた。

*)2つの値の関連度合いを表す指標で、-1~1の間の数値をとり、-1あるいは1に近いほど相関が強いといえる
政党名の検索数と比例区得票数/獲得議席数との相関
資料:Yahoo!検索データ(2012年12月4日~2012年12月15日)。rは相関係数

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