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国内ベンチャー、高級加湿器で攻める

冬商戦のダークホースになるか

2013年10月25日(金)

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 10月末を迎えて、いよいよ本格化しつつある冬商戦。家電業界では季節商品の1つである「加湿器」で、ある異変が起きている。ベンチャー企業の新規参入が相次いでいるのだ。

バルミューダが発表した加湿器「Rain(レイン)」(左)。同社は、暖房機器「SmartHeater(スマートヒーター)」も合わせて発表

 新規参入するのは、バルミューダ(東京都武蔵野市)とエクレア(東京都千代田区)の2社。10月10日にバルミューダが「Rain(レイン)」、17日にエクレアが「cado(カドー)加湿器」をそれぞれ発表した。共にこれまで空気清浄機を手がけており、冬商戦向けの空調商品として加湿器に参入した形だ。

 読者の中には、「加湿器なんてニッチ市場」と考える方もいるだろう。その市場規模は、想像以上に大きい。エクレアによれば、2012年の国内市場は、数量ベースで約210万台、金額ベースで約150億円に達したという。

 数量規模だけでは、エアコン(約900万台)や洗濯機(約500万台)、冷蔵庫(約450万台)には及ばないが、決して無視できない数字だ。エクレアの古賀宣行社長は、「インフルエンザの流行もあり、(その対策として加湿器は)生活必需品になっている」と期待を込めて話す。

外観はまるでインテリア

 ベンチャー2社が手がける加湿器の特徴の1つが、高いデザイン性。新商品は共に一見すると、家電商品とは思えないほど。冬場に使用する季節家電であるだけに、インテリアとしても使用できる利点も訴求する考えだ。

 両社のデザインは対照的だ。バルミューダのレインは、壺をイメージしたクラシックなデザインを採用。寺尾玄社長はその理由として、「壺という道具は大昔から、水を入れるために使われてきた。加湿器という水とかかわりのある商品を考えたときに、これ以上、最適な形状はないと考えた」と説明する。

 さらに、寺尾社長は「自分の父が陶芸家であったことが、このデザインを採用することに影響している」と話す。実際、レインの外形のプロトタイプは、寺尾社長の父が陶器で作成したという。

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「国内ベンチャー、高級加湿器で攻める」の著者

佐伯 真也

佐伯 真也(さえき・しんや)

日経ビジネス記者

家電メーカーで約4年間勤務後、2007年6月に日経BP社に入社。日経エレクトロニクス、日経ビジネス編集部を経て、15年4月から日本経済新聞社証券部へ出向。17年4月に日経ビジネス編集部に復帰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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