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国会で「フライングゲット!」

議事録検索で流行語を探してみた

2013年10月29日(火)

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 便利な時代になったものです。最近は、国会の会議でなされた議員の公式発言をネット上で確認できるようになりました。衆参両院の事務局と国会図書館が共同で運営している「国会議事録検索システム」が利用できるからです(2001年から本格運用を開始)。日本国憲法下で開催されたすべての国会が検索対象。国民にとって非常にありがたい取り組みです。

 この優れたシステムを使って、筆者はついついくだらない遊びをしてしまうことがあります。国会ではまず使われることがないと思われる「俗っぽい言葉」を、わざと検索してみるという遊びです。

 例えばギャル語の1つである「激おこプンプン丸」(激怒の意)。ひょっとしたら新しもの好きの議員さんの発言が拾えるかも、などと考えるわけです。実際に検索してみると、検索件数は見事に0件。「そりゃそうだよなあ」と1人で納得するのが、お約束の流れです。

 ところが、そんな俗っぽい言葉が、ごく稀にではありますが発見できることがあるので油断なりません。例えば「フライングゲット」がその1つ。詳細は後述しますが、この言葉がなんと国会の議事録に載っているのです。

 そこで今回の「社会を映し出すコトバたち」は、国会議事録検索システムで発見できた「流行語」を取り上げてみたいと思います。国会の会議ではどんな文脈でどんな流行語が登場しているのか、調べてみましょう。

検索対象は「今年前半」の発言

 さて本題の前に前置きを。国会の会議とはどういうものなのか、国会議事録検索システムとはどういうものなのかを知らないと、検索結果の解釈を誤ってしまう恐れがあります。

 まずは国会の会議について。社会科の復習になりますが、国会には主に3つの会議があります。毎年1月に招集され、原則150日間にわたって議論する常会(通常国会)、内閣が必要と認めた場合などに開催する臨時会(臨時国会)、衆院解散総選挙の後に開催する特別会(特別国会)の3種類です。

 去る10月13日に招集され、安倍晋三首相が所信表明演説を行ったのは第185臨時会。この185という数字は通し番号で、通常・臨時・特別の区別なくカウントします。第185臨時会は、185回目に開催した国会は臨時会でした、という意味になります。

 「国会議事録検索システム」は、国会で発言があってからシステムに反映するまで通常2~3週間かかるそうです。つまり執筆時点(10月中旬)において検索可能な「最新の国会」は、第184臨時会(2013年8月2日~8月7日)です。ただ第184臨時会の会期はわずか6日でした。従って、それなりに発言数がある最新の国会は第183常会(同2013年1月28日~6月26日・会期150日)になります。

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「国会で「フライングゲット!」」の著者

もり ひろし

もり ひろし(もり・ひろし)

新語ウォッチャー(フリーライター)

CSK総合研究所を経て、1998年から新語専門のフリーライターに。辞書・雑誌・新聞・ウェブサイトなどに原稿を提供中。2009年より『現代用語の基礎知識』(自由国民社)で「流行現象」のコーナーを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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