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2人しか利用できないSNS

カップル専用アプリ「Between」の創業者に聞く

2013年10月24日(木)

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 世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)といえば世界で11億人以上の利用者を抱えるフェイスブック。コミュニケーションツールの「LINE」も急激に利用者を伸ばし、現在では世界中に2億3000万人以上の利用者がいる。コミュニケーションツールで往々にして注目を集めるのはその「規模」だが、関係性の「深度」に焦点を当てた新たなコミュニケーションツールもある。代表的なものがカップルに限定して利用するSNSだ。
 先駆者である「Between」は韓国VCNCによって生み出された。その後、米国では「Couple(旧Pair)」、日本でも「Pairy」が登場するなど、カップル専用アプリは独自の市場を生み出しつつある。創業者でCEO(最高経営責任者)を務めるジェイク・パーク氏に話を聞いた。(聞き手は原 隆)

カップル限定アプリという市場を拓いた。開発に至った背景は。

「Between」を提供するVCNCのジェイク・パークCEO(最高経営責任者)(撮影:陶山勉、以下同じ)

 我々は「Between」を生み出す前、タブレットのアプリを2つ開発し、そして大失敗した。タブレット市場が韓国に十分に形成されていなかったことが原因だった。とにかく何か方向性を変えなければならなかった我々は、合宿をし、何をすべきかを徹底的に話し合った。その時に相談に乗ってくれた韓国第2のポータルサイト「Daum」の創業者、ジェイウン・リー氏によるアドバイスは今でも感謝している。彼はとにかくビジョンを掲げなさいと言ってくれた。

 我々が出した結論が「オフラインの関係を豊かにするオンラインツールを作る」というものだった。現在のSNSによって、最もストレスを感じているのはだれか。それは間違いなくカップルだ。従来のSNSでは容赦なく親から申請が来るし、上司からも申請が来る。便利なはずだったツールが、その度、使いにくいものに変わっていく。そこでカップルしか利用できないアプリを作ろうと一致団結したわけだ。

 このコンセプトは世界で初めてのものだった。オープンではない、きわめてクローズドなツールだから。SNSと呼べるかどうかわからないが、我々は「プライベートSNS」と呼んでいる。新たなジャンルを切り拓いたとして、我々のBetweenは世界各国のメディアに取り上げられた。開発に着手する前、徹底してカップル専用アプリに何の要素が必要かを調査した。はじき出した答えは2つだ。「コミュニケーション」、そして「思い出を振り返る」。これを実装したBetweenは現在では450万ダウンロードに達し、月間の利用者数は130万人に至る。つまり65万のカップルのコミュニケーションを支えていることになる。

コメント1件コメント/レビュー

恋人どうしがSNSに頼らなければ普通に会話できない世の中って異常だと思うのは私の頭が古いからだろうか? (2013/10/24)

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「2人しか利用できないSNS」の著者

原 隆

原 隆(はら・たかし)

日経コンピュータ記者

宮崎県出身。お酒が好きです。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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恋人どうしがSNSに頼らなければ普通に会話できない世の中って異常だと思うのは私の頭が古いからだろうか? (2013/10/24)

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