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「社員の士気で結果が100倍変わる」

V字回復を果たした日本電産・永守社長が人材育成のコツを語る

2013年11月5日(火)

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日本電産 永守重信、世界一への方程式
10月28日に刊行した新刊、『日本電産、永守重信 世界一への方程式』では、日本電産の“会社作り直し”とも言える大改造と、超ワンマンで名高い永守重信社長が69歳にしてマネジメントスタイルを変えつつある姿に迫っている

 アベノミクスが発火点になった景気回復の動きと共に、企業業績が回復軌道をたどり始めた。その中でとりわけ目立ったのが日本電産だ。2013年3月期は最終利益が前期比約80%の大減益に沈んだが、今期は大幅なV字回復が確実になっている。しかも、第1四半期から2四半期連続で通期予想を上方修正。一気に過去最高の売上高と純利益をうかがうところに来た。

 柱のハードディスク用の精密モーターから、車載用や家電用など従来手がけていなかったモーター事業への拡大は順調に進んでいる。そのために買収した外国企業との一体経営も動きつつある。ハードディスク駆動装置用精密モーターの需要が急減するという逆境下で、体質改善を超えた肉体改造に踏み切った成果が出始めた格好だ。

 創業40年目の大改革を遂行する力の源泉は、相手を調べ抜いてようやく買収する慎重さと、動き出したら一気に進める大胆さ、そして、その推進役である社員の士気を高めることにある。再び上昇気流に乗り始めた永守重信社長に、改革の実像を聞いた。

(聞き手は本誌主任編集委員 田村賢司)

先日、2014年3月期の第2四半期(7~9月期)決算を発表した。前期からさらに増収増益が進み、前期の業績悪化からV字回復が確実になった。

永守:V字回復はもちろん確実だ。第1四半期でも通期業績を期初予想から上方修正したが、今回、さらに上方修正したほど。売上高は8500億円、営業利益で800億円という予想は、期初予想からそれぞれ500億円、100億円積み上げている。極めて順調だ。

新たに乗り出したモーター事業が急成長

ハードディスク駆動装置向けの精密モーターに依拠した事業構造から、車載や家電・商業・産業用モーターなどに広げる構造転換が効を奏している。

永守:これらの分野の伸びが今、非常に大きくなっていることは前回に話したが、事業ポートフォリオの転換はさらに速いスピードで進めている。

 例えば、車載分野の営業利益は足下の2014年3月期では100億円に達していないが、2016年3月期には225億円に届くと考えている。家電・商業・産業用も極めて好調で、同じ2016年3月期に営業利益が450億円に達する見込みだ。こちらは今期予想のさらに3倍だ。

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「「社員の士気で結果が100倍変わる」」の著者

田村 賢司

田村 賢司(たむら・けんじ)

日経ビジネス主任編集委員

日経レストラン、日経ビジネス、日経ベンチャー、日経ネットトレーディングなどの編集部を経て2002年から日経ビジネス編集委員。税・財政、年金、企業財務、企業会計、マクロ経済などが専門分野。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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