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中国傘下でも飲み込まれない理由

ボルボ・カー社長兼CEO、ホーカン・サムエルソン氏が語る

2013年11月20日(水)

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 2010年に中国の浙江吉利控股集団が、スウェーデンのボルボ・カーを買収した。当時は信頼性や安全性に定評があるボルボを中国資本が買収することに対してブランド価値低下を心配する声もあった。

 だが、今のところは杞憂に終わっている。ボルボは「2020年までに、ボルボ新車での死亡者・重傷者をなくす」との目標を堅持し、「V40」など新商品の性能に対する評価も高い。

 ホーカン・サムエルソン社長兼CEO(最高経営責任者)が「(中国傘下にありながら)独立企業として運営されている」と明言するボルボ。その要諦を聞いた。

ボルボ・カーのホーカン・サムエルソン社長兼CEO(最高経営責任者) 写真:陶山 勉

ボルボ・カーが中国の浙江吉利控股集団(浙江省)の傘下に入った時、ボルボのブランド価値低下を心配する声があがりました。

サムエルソン:もしも当社が中国自動車メーカーの傘下に入ったと思っている人がいるなら、それは違うということを指摘しておきたいと思います。確かに中国の自動車大手である吉利汽車とボルボのオーナーは一緒ですが、両社はあくまでの並列の関係です。

 ボルボ・ブランドを独立した形で運営しているのは、ブランドを大切にする、李書福氏(浙江吉利控股集団・董事長)の考え方もあります。関係は非常にうまくいっていると思います。

吉利汽車との協業についてはどうですか。李氏にとってみれば、シナジー効果がなければ買収した意味がないのでは。

サムエルソン: ボルボの中国市場への参入において、相乗効果がありました。自動車事業の参入許可やファイナンスなど、様々な面で助けられています。今年から来年にかけ、中国で四川省成都市や黒竜江省大慶市、河北省張家口市で工場を稼働します。

コメント4件コメント/レビュー

もし、オートパイロット機能で運転中に事故を起こした場合、その責任はほぼ全面的に自動車メーカーにあるということになるのでしょうか?そうでなくても裁判などで事故原因を争うとブランドイメージを損なってしまいそうですね。(2013/11/20)

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「中国傘下でも飲み込まれない理由」の著者

広岡 延隆

広岡 延隆(ひろおか・のぶたか)

日経ビジネス記者

日経コンピュータ編集部、日本経済新聞産業部出向を経て2010年4月から日経ビジネス編集部。現在は自動車など製造業を担当している。これまでIT、電機、音楽・ゲーム、自動車、製薬産業などを取材してきた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

もし、オートパイロット機能で運転中に事故を起こした場合、その責任はほぼ全面的に自動車メーカーにあるということになるのでしょうか?そうでなくても裁判などで事故原因を争うとブランドイメージを損なってしまいそうですね。(2013/11/20)

どんな考え方をする人のお金か?(理念)ということは、企業理念に影響を必ず与えます。中国という国の環境をみる限り、まだまだ「儲かりさせすればよし!」としか思えないのは私の偏見?(2013/11/20)

これが日本企業との差なんでしょうね。政府主導の反日国にわざわざ工場を設けようとする経営者はおろかだと思います。ただ、ボルボの安全性の考え方はすごいと思います。(2013/11/20)

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