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「業績不振」でも自信満々の理由とは

日産ゴーン、リーダーシップの神髄(上)

2013年11月22日(金)

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本書は、日産を再生に導いたゴーン氏のリーダーシップを「危機下のリーダーシップ」「協業におけるリーダーシップ」「飛躍のリーダーシップ」「リーダーを育てるリーダーシップ」の4つに分けて描いている。

 破綻の危機にあった日産自動車を蘇らせた経営者、カルロス・ゴーン氏。東日本大震災でも他メーカーを凌ぐ迅速な生産復旧を実現したように、その強烈なリーダーシップには定評がある(ゴーン氏が自身のリーダーシップを論じた『カルロス・ゴーン リーダーシップ論』はこちら

 日産は現在、成長に向けて多額の生産設備投資を進めている。新工場を含む9つの生産プロジェクトで、業績不振を伝えるメディアの報道とは裏腹に、ゴーン氏は「目標達成に自信がある」と断言する。

 明快なメッセージと、結果を出し続けることで信頼を勝ち取ってきたゴーン氏はどのような未来を見据えているのか。ゴーン氏の経営戦略、そしてその基盤となるリーダーシップ論を紐解くと、それが見えてくる(広岡 延隆)。

 つんざくようなエンジン音が響き渡る。レーシングドライバーのミハエル・クルムが操る「GT-R NISMO」は、荒れた路面をねじ伏せながら、ドイツのニュルブルクリンクサーキットの北コースを駆けていく。普段はわずかな矛盾をも見逃すまいとするジャーナリスト達の目も、この時ばかりはステージの上部を覆い尽くす横長の大型ビジョンに映しだされた、迫力ある映像に釘付けになっていた。

 「7分8秒679」。GT-Rがゴールラインを駆け抜け、量販車として同コース最速記録となるラップタイムが表示されると、一転して大音量の音楽が流れ、クルマがステージに乗り付けた。

 ドアが開き、1人の人物が姿を表す。11月20日午前10時30分。日産自動車社長のカルロス・ゴーンが、東京モーターショーに登場した瞬間である。

千両役者の登場

 ゴーンはかつて破綻の危機にあった日産自動車を見事に立て直し、世界有数のメーカーに引き上げた。新聞や雑誌の経営者ランキングでは、必ず上位に顔を出す「ワールドクラス」の経営者。そのゴーンが語る一言一句を聞き漏らすまいと、ジャーナリストたちがペンを持って身構える。カメラのシャッター音は、途切れることなく続いた。

 そして、ゴーンはおもむろに口を開いた。

写真:的野弘路

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「「業績不振」でも自信満々の理由とは」の著者

広岡 延隆

広岡 延隆(ひろおか・のぶたか)

日経ビジネス記者

日経コンピュータ編集部、日本経済新聞産業部出向を経て2010年4月から日経ビジネス編集部。現在は自動車など製造業を担当している。これまでIT、電機、音楽・ゲーム、自動車、製薬産業などを取材してきた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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