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東京モーターショーはもっと素敵になる

前夜に悠然と現れた“クルマ”とは

2013年11月26日(火)

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 東京モーターショーの一般公開が始まった。主催者の日本自動車工業会(東京都港区)によれば、11月23日(土)と24日(日)の2日間だけで来場者は24万7300人に達したという。長い目で見ると減少傾向にあるモーターショーの来客だが、週末は会場内の移動にも苦労するほど賑わっていた。

 筆者もホンダの軽スポーツカー「S660」をカメラで撮ろうとしたところ、ブースの裏側までずらりと続く順番待ちの列に10分ほど並ぶことになった。

コンセプトカーを見に行くだけで一苦労(24日午後)

 実は今回のモーターショーでは、そんな混雑に巻き込まれずに観覧できるチケットが売られていた。一般公開日の前日、11月22日(金)の午後5時半から午後8時までを「プレビュー・ナイト(前夜)」と呼び、専用チケットを1万枚までの限定で発売したのだ。ただし価格は3000円と、通常の当日券の2倍する。

 そんな試みが成功するのだろうか。主催者側の空回りではないのか。「初の試みです」と自動車工業会の首脳陣が記者会見で意気込んだとき、筆者は半信半疑だった。一体、どんな人が来場するのか――。現地で確かめてみることにした。

 22日の午後6時半過ぎ。ゆりかもめの国際展示場正門駅とモーターショー会場の東京ビッグサイト(東京都江東区)を結ぶ通路の人影はまばらだ。取材受付を済ませて会場へ入るとすぐに、ある種の“クルマ”が昼間よりも目立つ事に気がついた。

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「東京モーターショーはもっと素敵になる」の著者

佐藤 浩実

佐藤 浩実(さとう・ひろみ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社で電機、機械、自動車を6年間取材。13年4月に日経ビジネスへ。引き続き製造業を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中谷 巌 「不識塾」塾長、一橋大学名誉教授