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ミニシアター、復活の萌芽

新宿の「シネマカリテ」、米配給会社とタッグ組む

2013年12月2日(月)

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 ハリウッド映画のような派手さはないが、良質なアート系の映画を上映し、1980年代後半頃からブームを呼んだ「ミニシアター」。その後、シネコン(複合映画館)の出現や、消費者の嗜好の変化から苦境に立たされてきたが、足元では復活に向けた新たな動きが出始めている。

 「ミニシアター」とは一般的に、1スクリーン当たりの座席数が200以下の小規模な劇場を指す。1980年代頃から、そこでしか見られない映画が話題となって、若者を中心に人気となった。中でも、一大ブームとなったのは90年代後半から2000年代初頭。それまでの洋画に加えて邦画でもアート系の作品が増えたことで、一気に人気が広がった。

 ところが2000年頃、それまで郊外型だったシネコンが都市にも進出してきたことで状況は一変する。

 特に象徴的だったのが、2003年に東京・六本木にオープンしたシネコン「TOHO シネマズ 六本木ヒルズ」。それまで、ミニシアターで放映されてきたようなアート系映画が、都会のシネコンでも封切られるようになり、ミニシアターの特色が徐々に薄れていった。

 さらに、人気となる映画の性質が変化したこともミニシアターにとっては逆風となる。ドラマとしてテレビで放送された作品の劇場版などがヒットを飛ばし、かつてのようなアート系の映画の人気は陰りを見せ始めた。かつてのミニシアターブームを支えていた世代が家庭を持ち、映画館にあまり行かなくなっていることも逆風となった。

都内で6年ぶりにオープン

 恵比寿ガーデンシネマや渋谷のシネセゾン――。かつての輝きを失ったことで、2010年以降、ブームの牽引役となっていたようなミニシアターの閉館が相次ぐ。

 日本映画製作者連盟の統計によると、2002年時点のスクリーン数は2635。その10年後の2012年には3290まで増えているが、増えたのはシネコンのみでほかの映画館の数はむしろ減っている。

国内の映画館のスクリーン数推移

 そんな逆風の中、2012年12月に新宿駅のすぐ近くにオープンしたのが、武蔵野興業(東京都新宿区)が運営する「シネマカリテ」だ。都内でミニシアターがオープンしたのは、実に6年ぶりのことだった。

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「ミニシアター、復活の萌芽」の著者

中 尚子

中 尚子(なか・しょうこ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞入社後、証券部で食品やガラス、タイヤ、日用品などを担当。財務や法務、株式市場について取材してきた。2013年4月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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