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逆境グリー、海外から狼煙

グリーインターナショナルCEO青柳直樹氏に聞く

2014年1月8日(水)

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 減収減益が続くグリー。2011年には海外展開を急ぎ、一時は世界9カ国まで海外展開を広げた。だが、2013年夏には中国、イギリス、オランダ、ブラジル、ドバイの拠点を閉鎖し、現在、海外の開発拠点として残るのは米国、カナダ、韓国のみだ。

 だが、選択と集中を進めた結果が少しずつ実を結び始めているようだ。米国、カナダを統括するグリーインターナショナルCEO(最高経営責任者)の青柳直樹氏に話を聞いた。

(聞き手は原 隆)

グリーインターナショナルの青柳直樹CEO(最高経営責任者)、撮影:Koichiro Hayashi

国内が減収減益が続く中で、海外売り上げが好調のようだ。

 米国ではブラウザー上で動くウェブアプリではなく、米アップルのiPhoneや米グーグルのAndroid搭載スマートフォンに直接インストールして遊ぶ「ネイティブアプリ」に絞って開発を進めている。グリーが米国に進出して3年目になる。当初、日本で展開してきたものをそのまま持ってきてうまくいくのか全く分からなかった。実際、米国市場は思った以上にハードルが高く、ようやく様々な答えが見えてきたところだ。

 2012年の春、日本のノウハウを生かして米国市場向けにゲームを作るのが最も筋が良さそうだという確信を深めた。2年目はその確信を持ちつつ先行投資を続け、3年目に入った2013年、ようやく結果として見え始めてきた。米国の市場規模は日本市場よりもはるかに大きい。まだまだ伸びると確信している。

具体的にはどのような結果が見え始めてきたのか。

 例えば今年の1月3日時点において、米アップルのアプリ販売ストア「App Store(アップストア)」のすべてのアプリを対象とした売り上げランキングは「Modern War(モダン・ウォー)」が5位につけている。ランキングは日々変化があるものの、ピーク時には必ずトップ5に入る実力だ。2013年にリリースした「Knights and Dragons(ナイツ・アンド・ドラゴンズ)」も米グーグルのアプリ販売ストア「Google Play(グーグルプレー)」において、1月3日時点で12位。堅調に伸び続けている。

 モダン・ウォーは2012年5月に買収した米ファンジオがもともと展開していたゲーム。これに日本のノウハウを注入したことで劇的に伸びた。公開してから2年経つが、この1年で売上高は3倍にも伸びている。こちらのゲームも手を加えていけば、伸び続けることを実証した形だ。

 現在、月商の売上高が億単位を超えているゲームは6つある。月間売上高がおおよそ20億円ほどだ。最もよいタイトルで5億円以上の売り上げを上げている。日本のネイティブアプリで月商を1億円超えるのは難しい。ネイティブゲームの市場規模がまだ小さいからだ。米国ではトップ50にランクインすると、たいてい億単位の売上高になる。それだけマーケットサイズが違うと言える。これこそがグローバルマーケットの魅力だ。日本市場を飛び出したメリットが出てくる。

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「逆境グリー、海外から狼煙」の著者

原 隆

原 隆(はら・たかし)

日経コンピュータ記者

宮崎県出身。お酒が好きです。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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