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「非本流」に走るファストフード各社の勝算

そこに“デフレ銘柄”、再浮上の芽はあるのか

2014年1月24日(金)

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 競争が激化するファストフード各社が、「非本流」の商品を投入し、業態にとらわれないイメージチェンジに動きだした。 

 幹線道路沿いに立つ牛丼チェーン「吉野家」のとある店舗。店内には、ビジネスパーソンや学生の「おひとりさま」に交じって、家族でテーブルを囲む姿が目立つ。手元に並ぶのは、定番の牛丼ではなく、「鍋」だ。

 吉野家ホールディングスが展開する吉野家が昨年12月に投入した「牛すき鍋膳」「牛チゲ鍋膳」は、固形燃料を入れた卓上こんろに鍋をのせて提供する新スタイルの商品。

 価格はいずれも並盛り580円と、定番メニューに並ぶ商品としては最高価格になる。通常の牛丼より300円高いが、少しでも高級感を味わいたいという新たな顧客層の開拓に成功し、他チェーンに比べて弱かった家族の夕食需要も取り込みつつある。

「牛すき鍋膳」は並盛り580円(大盛り680円)。しっかりボリュームがある

 新商品の好調を受け、1月に公表された吉野家の12月の既存店売上高は、前年同月比16%増、既存店の客数は18%増と高い伸びになった。

 一方、牛丼並盛りの価格を240円という最安値に下げる値引きキャンペーンを実施したゼンショーホールディングスの「すき家」は、既存店売上高が4.7%減、既存店の客数も5.5%減った。また、松屋フーズの「松屋」は既存店売上高が前年並みにとどまる。牛丼チェーン各社では、吉野家が一人勝ちともいえる状況になった。

思い切った方針転換が突破口に

 「うまい、安い、はやい」から「うまい、安い、ごゆっくり」へ――。

 昨年12月の「牛すき鍋膳」の発表の席で、吉野家の安部修仁社長は新スローガンを打ち出した。伝統のスローガンを変えるほどの意気込みで、「明らかな戦略の転換を感じた」と外食ビジネスに詳しいビジネスラボの大西宏社長は語る。

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「「非本流」に走るファストフード各社の勝算」の著者

森岡 大地

森岡 大地(もりおか・たいち)

日経トレンディ記者

2006年、日経トレンディ記者、2013年、日経ビジネス記者、2014年に日経トレンディ記者。“イクメン”を目指し、仕事との両立に奮闘中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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