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取り残された日産のジレンマ

「シェアより利益」は果たせるか

2014年2月13日(木)

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 「通期の業績予想に変更はありません」「(中期経営計画の)日産パワー88に変更はありません」。日産自動車の田川丈二 執行役員は2月10日に開催した決算会見で、厳しい表情でこう述べた。

 業績予想を据え置く。中期経営計画を維持する。当然と思えることを敢えて強調せざるを得なかったのは、それだけ追い込まれているという認識があるからだろう。

 同社は昨年11月に下方修正と大幅な人事刷新を発表。カルロス・ゴーン社長が会見に緊急登板して説明に追われた。そのわずか3カ月後に、その修正目標の達成に黄色信号がつくような内容の業績発表だっただけに、緊張感が漂ったのは当然と言える。

 日産の2013年4~12月期の営業利益は前年同期比12%増の3006億円、売上高営業利益率は4.1%だった。トヨタ自動車の営業利益率は同9.7%、ホンダは同6.7%だ。円高修正に伴い過去最高益を更新する企業が続出する中、日産の収益改善が取り残されていることが鮮明だ。これまでの通期予想に対する営業利益の進捗率は約6割にとどまり、残り3カ月で残る4割の利益を稼ぎださねばならない計算だ。

 田川執行役員は通期業績予想の達成は「チャレンジングな目標」(同)と認めつつ、「第4四半期は第3四半期に対し大幅に収益が拡大する見込みだ」と説明する。2013年度末に向けた北米や国内市場での販売好調や、中国やロシアでの市場回復、年度内発売の新車効果、販売の季節性などを理由として上げた。

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「取り残された日産のジレンマ」の著者

広岡 延隆

広岡 延隆(ひろおか・のぶたか)

日経ビジネス記者

日経コンピュータ編集部、日本経済新聞産業部出向を経て2010年4月から日経ビジネス編集部。現在は自動車など製造業を担当している。これまでIT、電機、音楽・ゲーム、自動車、製薬産業などを取材してきた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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