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ヒラリー対抗で「クリントン不倫」を持ち出した共和党「茶会」候補

保守系メディアは「ヒラリー・ペーパーズ」報道で援護

2014年2月25日(火)

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共和党の全候補を圧倒するヒラリー氏

 2016年米大統領選の「前哨戦」が既にスタートしている。世論調査では、ヒラリー・R・クリントン前国務長官(66)が圧倒的な強みを見せている。

 共和党サイドには、抜きん出た候補予定者がおらず、混沌状態が当分続きそうだ。「今、選挙が行われた場合、誰に投票するか」を問うGeneric Voteで、ヒラリー氏はすべての共和党候補予定者を8~21ポイント引き離している。
"Election 2016 Presidential Polls, Real Clear Politics, 2/14/2014)

 「前哨戦」は、まさに「イメージ合戦」だ。知名度に劣る者は顔と名前を売り込まねばならない。一方、ヒラリー氏のように「地盤・看板・かばん」のある候補予定者は、ネガティブ・イメージを払拭し、さらなるイメージ・アップを図ることが命題となる。

ヒラリー攻撃の先陣は「茶会支持」のポール上院議員

 共和党にとって、この断トツ候補であるヒラリー氏を叩くことが現段階における最重要課題だ。彼女の、これまでの輝かしい経歴や名声の陰に潜んでいるネガティブ要素を暴き出すことが欠かせない。と同時に、「ありとあらゆる手段を使ってヒラリーのイメージ・ダウンを図ることが、実は、共和党内でのサバイバル・ゲームに生き残るための手段の一つになる」(共和党選挙戦略担当者)。なぜならば、この段階で民主党の最有力候補ヒラリーにダメージを与えることができれば、それだけ共和党内で注目を集め、大統領候補指名争いで優位に立てるからだ。

 ヒラリー攻撃の先陣を切ったのは、各種世論調査平均値で3番手につけているケンタッキー州選出のランド・ポール下院議員(50)だ。同氏は、経済や社会に対する政府の介入を最小限にすべきだと主張するリバタリアン。本職は眼科医。草の根保守「ティーパーティ」(茶会)から支持されている若手保守派のホープである。父ロン・ポール氏は大統領候補を選ぶ共和党の予備選に何度も出馬している。
"2016 Republican Presidential Nomination." Real Clear Politics, 2/19/014)

「民主党には女性の権利を守る資格などない」

 ポール氏は、ヒラリー氏の夫であるビル・クリントン第42代大統領が18~19年前に起こした不倫事件を蒸し返している。実習生のモニカ・ルインスキーさんと9回にわたり性的関係を持ったという事件だ。

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「ヒラリー対抗で「クリントン不倫」を持ち出した共和党「茶会」候補」の著者

高濱 賛

高濱 賛(たかはま・たとう)

在米ジャーナリスト

米政治・経済・社会情勢を日本に発信している。1969年、米カリフォルニア大学卒業、読売新聞社に入社。米特派員、総理官邸・外務省担当キャップ、デスクを経て、調査研究本部主任研究員。98年からUCバークレー校上級研究員。同年から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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