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レジェンドは「伝説」であり「偉人」でもある

葛西選手の活躍から学ぶ、カタカナ語「レジェンド」の話

2014年3月18日(火)

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 筆者は言葉を観察することが仕事です。なので、まだ春先だというのに年末の「新語・流行語大賞」の行方が気になって仕方がありません。この季節になると、その年の有力候補になるような言葉が1語か2語は登場しているものです。実際、昨年の今ごろは、林修氏の「今でしょ!」がすでに話題になっていました。

 では今年の候補は、登場しているのでしょうか。これについて複数のスポーツ紙は、スキージャンプの葛西紀明選手が「レジェンド」で新語・流行語大賞を受賞する可能性を報じています(Sponichi Annex 2014年2月21日付「葛西『レジェンド』流行語大賞ある!?ジャンル超えて広がれば…」)。

 実際にレジェンドが大賞を受賞するかどうかはともかく、ソチ五輪における葛西選手の大活躍が、レジェンド(伝説)という言葉の認知度をいっそう高めたことは間違いないでしょう。

 ところでこのレジェンドというカタカナ語。あくまで筆者個人の見方ですが、近年になってその意味が変化した――より厳密に言えば「新しい意味」が加わった――ように思います。そして葛西選手の敬称であるレジェンドは、その「新しい意味」の代表例であるように思うのです。

 そこで今回の「社会を映し出すコトバたち」は「レジェンド」を取り上げてみたいと思います。日本語の中で、レジェンドという言葉がどのように使われてきたのか。また葛西選手が象徴するレジェンドの「新しい意味」について、分析してみることにしましょう。

レジェンドは日本語の新参者

 話の前提として、レジェンドという言葉の「意味」と「普及状況」について復習しておきましょう。

 まずは「意味」から。英語のlegendについて英和辞典(ウィズダム英和辞典)を調べてみると、次のように説明しています。「伝説。言い伝え。(現代の)逸話。 語り草」。大まかに「伝説」と理解しておけば間違いないでしょう。

 また国語辞典でも、レジェンドの意味は「伝説」となっています。例えばデジタル大辞泉(小学館)は「伝説。言い伝え」という語釈を掲載していました。

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「レジェンドは「伝説」であり「偉人」でもある」の著者

もり ひろし

もり ひろし(もり・ひろし)

新語ウォッチャー(フリーライター)

CSK総合研究所を経て、1998年から新語専門のフリーライターに。辞書・雑誌・新聞・ウェブサイトなどに原稿を提供中。2009年より『現代用語の基礎知識』(自由国民社)で「流行現象」のコーナーを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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