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JR西が下ったセブンイレブンの軍門

“改札の壁”打ち破るメーカー支配力

2014年3月31日(月)

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 会見に臨んだ2人の表情は、いささか対照的に見えた。

 セブン―イレブン・ジャパンの井坂隆一社長と、ジェイアール西日本デイリーサービスネット(以下、JR西DSN)の井上浩一社長。セブンの井阪社長が終始、柔和な笑みをたたえていたのに対し、井上社長は資料を読んでいたのか伏し目がちで、浮かない表情をしているようにも見えた。

会見場での井上浩一社長(左)は、セブン―イレブン・ジャパンの井阪隆一社長(右)に比べ、冴えない表情が目立った。

 JR西DSNは、西日本旅客鉄道(JR西日本)の子会社で、コンビニエンスストアの「ハート・イン」や小型売店「キヨスク」など、主にグループの駅ナカ事業を手掛ける。両社長はこの日、JR西の駅構内にあるハート・インとキヨスクのほぼすべての店舗を、「セブンイレブン」にリニューアルすると発表した。

 正確にはセブンイレブンの屋号をメーンに、キヨスクとハート・インのブランド名も残すが、品揃えや店舗内のサービス、運営オペレーションなどはほぼ完全に「セブン流」になる見通しだ。

ハート・イン、キヨスクのブランド名は残す

「現場の店員は、セブンとの差や客の不満を日々感じていただろう」。JR西の真鍋精志社長は、自力での店舗運営に見切りをつけ、セブンとフランチャイズ契約を結んだ理由についてこう話す。

 コンビニ最大手のセブンの店舗数は全国に約1万6000店。小型のキヨスクを合わせても500店のJR西側とは規模の面では比べるべくもない。「商品力、店舗運営力、店舗指導力。我々だけではどうにもならない強みを、セブンさんは持っている」。真鍋社長は会見後に取り囲んだ記者らに語った。

コメント2件コメント/レビュー

西武の売店はファミリーマート、東急の売店もローソンの軍門に下っています。独立系でやっていけるのは、JR東日本のNEWSDAYSぐらいではないでしょうか?(2014/03/31)

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「JR西が下ったセブンイレブンの軍門」の著者

中川 雅之

中川 雅之(なかがわ・まさゆき)

日本経済新聞記者

2006年日本経済新聞社に入社。「消費産業部」で流通・サービス業の取材に携わる。12年から日経BPの日経ビジネス編集部に出向。15年4月から日本経済新聞企業報道部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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西武の売店はファミリーマート、東急の売店もローソンの軍門に下っています。独立系でやっていけるのは、JR東日本のNEWSDAYSぐらいではないでしょうか?(2014/03/31)

数年前まで大阪管内。現在は北陸の地方都市に住んでいますが、私鉄系のコンビニやハート・インと大手コンビニとでは、お弁当や総菜の品質に大きな格差がありましたし、ハート・インに至っては、駅前の好立地なのにYシャツを取り扱わないなど、出張・通勤客を取り込む努力に欠けています。客はATMや各種チケットを取り扱わないからハート・インに立ち寄らないんじゃないんです。淘汰されていった中堅以下のコンビニチェーンの言い訳を真に受けないで下さい。店そのものに魅力がないから立ち寄らないんです。ハ-ト・インだって高立地だったからタマタマ生き残ることができた運が良かっただけです。大手コンビニのノウハウを吸収して顧客がついつい立ち寄りたくなるノウハウを貪欲に吸収して欲しいと思います。(2014/03/31)

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