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【特報】東レ、リチウム電池のエリーパワーに資本参加

シャープから株式購入、素材から一貫体制

2014年4月4日(金)

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エリーパワーは住宅などに設置する定置型の大型リチウムイオン電池を製造販売している

 東レがリチウムイオン電池専業のエリーパワー(東京都品川区)へ出資したことが明らかになった。シャープが保有する株式8.86%のうち7.29%分を買い取った。残りの株式はエリーパワーの筆頭株主である大和ハウスグループが引き受けた。

 エリーパワーは大和ハウスが3割強を出資する筆頭株主で、大型リチウムイオン電池を製造、販売している。用途の大半が企業や住宅などの非常用電源で、日本の同市場では先駆者的な存在だ。スズキとEV(電気自動車)向けの共同開発も進めている。2006年の設立で、従業員数は約200人。蓄電池の安全性の高さに定評がある。

 東レはかねて、電池材料のセパレーターなどを電池メーカーに供給してきたが、電池本体の製造は手がけていなかった。主力の炭素繊維を使って燃料電池自動車のタンクを生産するなど、環境・エネルギー分野の事業に力を入れている。今回の出資もその一環だ。エリーパワーと組むことで、住宅や自動車向けなどに伸びが見込める電池関連事業を強化する。

 リチウムイオン電池の市場は拡大しているが、優勝劣敗が分かれ、世界的に業界再編が加速している。例えば、リチウムイオン電池会社の米A123システムズは経営破綻して中国の大手部品メーカー、万向集団の傘下に入った。3月24日には、NECが万向集団からA123システムズの蓄電システム事業を買収している。東レとエリーパワーは素材から製品まで一貫した開発や生産体制を構築することで商品力や効率を高める考えがあると見られる。

 今回、東レに株式を売却したシャープは、2008年にエリーパワーに出資し、共同で大型リチウムイオン電池の開発なども手がけていた。シャープは経営状況の悪化にともない事業の選別を強化しており、エリーパワーの株式売却を検討していた。

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「【特報】東レ、リチウム電池のエリーパワーに資本参加」の著者

山根 小雪

山根 小雪(やまね・さゆき)

日経ビジネス記者

日経コミュニケーション、日経エコロジーを経て、2010年1月から日経ビジネス記者。エネルギーを中心に、自動車や素材など製造業を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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