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トヨタ、新興国向け新エンジンの勝算

2014年4月15日(火)

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 「混合動力汽車(ハイブリッド自動車の中国語)って何ですか?」

 トヨタ自動車は2011年10月、中国江蘇省常熟市に中国市場向けのエコカー開発拠点となる「トヨタ自動車研究開発センター(中国)」(以下、TMEC)の定礎式を開いた。会場には豊田章男社長も参列し、最新のプラグインハイブリッド自動車(PHV)も展示されていた。

日本や米国市場では市民権を得たハイブリッド車も中国をはじめとする新興国では、まだまだ影が薄い

 式典が終わり、日本と中国のメディア関係者を集めて囲み(企業関係者を記者が囲んで質疑応答する)が始まった時、中国人記者がトヨタ幹部に向けて発したのが冒頭の質問だった。傍らにいた私は、思わずずっこけてしまった。トヨタを取材しに来たのにハイブリッド車(HV)のことを知らないのか…とやや軽蔑する視線を送ったつもりでいたが、本人は悪びれた様子もなかった。

 中国人記者の不勉強を責めるのは簡単である。だが、ここに日本人と中国人の意識のギャップがあるのではないか。今ではそのように考えている。

 日本国内で売れている乗用車の3割以上はHVだ。道路を眺めていればかなりの頻度でHVが走っている。自分では所有していなくても友人が運転するHVに載せてもらう機会もあるし、最近ではHVをタクシーに使っている会社も多い。

 つまり我々日本人にとってHVは身近な存在となっている。だから小学生ぐらいの子供でも、HVがガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせた自動車であり、燃費の良いエコカーの代名詞であると認識しているだろう。

 日本でHVがここまで身近になったのは、トヨタが1997年に発売した「プリウス」の成功があるのは言うまでもない。ただ、振り返ってみれば日本国内でもHVの存在感がここまで大きくなるのには時間がかかった。おそらく2009年にフルモデルチェンジされた現行の3代目プリウスが、大ヒットしてからではないかと私は感じている。

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「トヨタ、新興国向け新エンジンの勝算」の著者

坂田 亮太郎

坂田 亮太郎(さかた・りょうたろう)

日経ビジネス副編集長

東京工業大学大学院修了後、98年日経BP入社。「日経バイオテク」「日経ビジネス」を経て2009年から中国赴任。北京支局長、上海支局長を経て2014年4月から日経ビジネスに復帰

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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