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リアル店舗というねじれた表現

店舗は元々「実在」するのに

2014年4月22日(火)

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 本コラムのバックナンバーで、こんな話をしたことがあります。「かつてギターと呼ばれたものが、エレクトリックギターの登場によってアコースティックギターと再命名された」。言葉の世界では、新しい概念が登場したことで、従来からある概念が言い換えを迫られる場面が少なくありません(参照「『従来型の携帯電話』をあなたは何と呼ぶ?『ガラケー』?『フィーチャー』?」)。

 最近よく見聞きする「リアル店舗」も、そういった言い換えの1つです。オンラインショップが登場したことで、従来からある店舗が「リアル店舗」へと言い換えを迫られたわけです。最近は、専門誌だけでなく一般紙などのメジャーなメディアでも、リアル店舗という言葉が当たり前のように登場するようになりました。

 それにしてもリアル店舗という言葉からは、妙な印象を受けます。そもそも店舗はリアルなもの――実在するもの――だったのですから。もともと実在した物をリアルと呼ぶ「ねじれた」構造が存在するのです。

 面白いことにリアル○○という形の複合語――本稿では便宜的にリアル複合語と呼びます――には、このようなねじれた構造を持つ言葉が少なくありません。そこで今回の「社会を映し出すコトバたち」は、ねじれた構造を持つ「リアル複合語」について特集します。どんな分野で、ねじれたリアル複合語が登場しているのかを観察していきしょう。

リアルの意味は「4つ」ある

 話の前提として「リアル」の意味について整理します。以下に筆者なりの分類を示してみました。

 筆者の見方では、リアルの意味は4つに分けることができます。順に紹介すると(1)現実の、(2)本当の、(3)写実的な、(4)現実的な、という意味があるのです。

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「社会を映し出すコトバたち」のバックナンバー

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「リアル店舗というねじれた表現」の著者

もり ひろし

もり ひろし(もり・ひろし)

新語ウォッチャー(フリーライター)

CSK総合研究所を経て、1998年から新語専門のフリーライターに。辞書・雑誌・新聞・ウェブサイトなどに原稿を提供中。2009年より『現代用語の基礎知識』(自由国民社)で「流行現象」のコーナーを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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