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「お茶」家電市場、国内で沸騰

シャープ、巨人ネスレに挑む

2014年5月2日(金)

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 「発売からまだ1週間だが、想定を超えるペースで売れている。4月は計画に対して2割の増産を決定した」

 シャープの担当者は、4月25日に発売したある新商品について笑顔でこう明かす。商品名は「ヘルシオ お茶プレッソ」。コーヒーメーカーならぬ“お茶メーカー”だ。

シャープが発売したお茶メーカー「ヘルシオ お茶プレッソ」

 お茶プレッソは、茶葉を粉末状に挽いた「粉末茶」を入れられる調理家電。自社開発したセラミック製の小型臼を搭載しており、これを使って茶葉をすりつぶし約20マイクロメートル(μm、マイクロは100万分の1)の粉末を作リ出す。「茶葉は市販のものをそのまま使うことができる」(開発を指揮したシャープ健康・環境システム事業本部の田村友樹チーフ)。

 シャープがお茶プレッソで訴求するのは「健康」だ。小型臼の回転速度は毎分100回転と摩擦熱が抑えられるため、茶葉に含まれるカテキンなどの栄養成分をほとんど壊さない。同社によると、急須で入れたお茶に比べてカテキンは約1.9倍多く、クロロフィルや食物繊維といった急須で入れたお茶には含まれない栄養成分も摂取できるという。

生産台数を2倍に

 販売価格は約2万5000円。「お茶専用機にしては高すぎる」との指摘もあったが、冒頭の発言通り、滑り出しは順調だ。シャープによると、「シニア層を中心に幅広い層に受け入れられているほか、(目前に迫った)『母の日』のプレゼントとして購入する若者も多い」。

 5月以降はいよいよ新茶のシーズン。「5月と6月は月産4000台の2倍程度の増産を検討している」と冒頭の担当者は強気で話す。

 好調なスタートを切ったシャープのお茶プレッソ。だが、「お茶」家電には強力なライバルが存在する。コーヒーマシンとカプセルに入ったコーヒーの組み合わせで、高収益のビジネスモデルを作り上げたネスレ(スイス)だ。

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「「お茶」家電市場、国内で沸騰」の著者

佐伯 真也

佐伯 真也(さえき・しんや)

日経ビジネス記者

家電メーカーで約4年間勤務後、2007年6月に日経BP社に入社。日経エレクトロニクス、日経ビジネス編集部を経て、15年4月から日本経済新聞社証券部へ出向。17年4月に日経ビジネス編集部に復帰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

宗像 誠之

宗像 誠之(むなかた・せいじ)

日経ビジネス記者

日経コミュニケーション、日本経済新聞社産業部、日経コンピュータを経て、2013年1月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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