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21世紀最強の教育はこれだ!

小学校はシンガポール、中高は日本、高等教育は英か米

2014年5月29日(木)

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 私が進めているプロジェクトにインターンとして名乗りを上げてくれた学生が送ってきた履歴書を見て思わずうなった。彼女の教育歴が、私が親として自分の子供に与えたい教育の理想モデルだったからだ。今回は、この学生にインタービューして、その経歴がなぜ私が理想的なのか示したい。

 私はこの夏からシンガポールに居を構える。国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院で教授として教鞭をとることになった。学位コースで、日本の政治経済外交を教える。日本の企業・政府向けのエグゼクティブプログラムの開発責任者も兼務する。

 日本企業による投資や進出が、中国からASEAN(東南アジア諸国連合)の国々へとシフトしている。この動きは昨年から鮮明になった。貿易額でも投資額累計でも、ASEAN諸国向けが中国向けを上回った。また来年はOne ASEANの名のもと、ASEAN諸国がEU(欧州連合)のような統一市場を作り上げることになっている。今年はシンガポール建国50周年にも当たる。このタイミングでシンガポールに移るのは感慨深いものがある。

 私がシンガポールに移ろうと決意したのはそれだけではない。子育てのためでもある。我が子はまだ2歳だが、小さい頃から多様性に慣れさせ、英語と中国語を早いうちから会得させるのに、シンガポールほど理想的なところはない。小さい頃にシンガポールで教育を受ければ、その後の教育の選択肢は無限に広がるのではないかとの思いがある。

 今回紹介する後藤彩乃さんは、幼少期の教育をシンガポールで受けた先駆けである。現在は、ノーベル賞を21人輩出した名門、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)で学ぶ彼女に自身の教育履歴について聞いてみた。

後藤彩乃(ごとう・あやの)(右から3番目)
1994年、東京生まれ。2歳の時にシンガポールに行き、インターナショナルスクールのドーバー・プレパラトリー・スクール(シンガポール)に通う。2006年の秋、小学6年生の途中から日本に戻り、雙葉小へ。中学と高校は雙葉。現在はロンドンのユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)に在学中。

幼少期をシンガポール、中等教育を日本、そして高等教育は英国。後藤さんの経歴は、私から見たら理想的な教育コースになっていると思います。私も娘の教育は、幼少期がシンガポール、中等を日本、高等教育は英米で、と勝手に考えています。まず、これらの国で教育を受けることになった経緯を教えてください。ご両親の仕事のご都合ですか?

後藤: 初めは父の仕事の関係でした。父がシンガポールに転勤になり、2歳の時に母とシンガポールに行きました。小学校に入学する時に一度、母と2人で日本に戻ったのですが、やはり家族3人でいたいと私がわがままを言い、1年弱でシンガポールに戻りました。シンガポールではずっとインターナショナルスクールに通いました。

 小学校6年生の終わりから、母と一緒にまた日本に戻りました。日本語は家では話していたものの、少しおかしな部分があったからです。日本の風習や日本語の微妙なニュアンスなども分かりませんでした。

 両親はそのまま日本の大学で学ぶことを望んでいたのだと思いますが、現在、イギリスで1年間のファンデーションコース(大学準備コース)に通っています。イギリスの大学に行くのが小学生の頃からの夢だったので、またわがままを通させてもらいました。成績にもよりますが、9月からこちらで大学に進学する予定です。

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「21世紀最強の教育はこれだ!」の著者

田村 耕太郎

田村 耕太郎(たむら・こうたろう)

前参議院議員

早稲田大学卒業、慶応大学大学院修了(MBA取得)、米デューク大学ロースクール修了(証券規制・会社法専攻)(法学修士号取得)、エール大学大学院修了(国際経済学科及び開発経済学科)経済学修士号。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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三品 和広 神戸大学教授