• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

新語・流行語大賞に何度も絡んだ政治家

元首相の存在感、意外なあの人の存在感

2014年6月3日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 ワードウォッチングの観点から言って、政治家は絶好の観察対象です。なぜなら彼らは、新語・流行語によく関係する人物だからです。

 その様子は、新語・流行語大賞(1984年創設)における歴代の受賞者を観察することで実感できます。例えば比較的に新しいところでは「アベノミクス」で受賞した安倍晋三(2013年)や、「維新」で受賞した橋下徹(2012年)がいます(注:以下、役職名を付ける時以外は敬称略とします)。

 このほかにも同賞の受賞者リストの中には、有名政治家の名前が次々と登場します。例えば土井たか子(やるしかない:1986年)も、石原慎太郎(NOと言える日本:1989年)も、田中真紀子(凡人・軍人・変人:1998年)も、東国原英夫(どげんかせんといかん:2007年)も、舛添要一(消えた年金:2007年)も、受賞者として名を連ねているのです。

 ところで以上の受賞例には、ある共通点が存在します。いずれの受賞者も、2014年時点で新語・流行語大賞を「まだ1語しか」受賞していないのです。

 そのいっぽうで新語・流行語大賞の受賞者には、賞の常連と言える政治家も存在します。つまり「新語・流行語の世界で、複数年にわたって存在感を示した政治家」が何人か存在するのです。

 そこで今回の「社会を映し出すコトバたち」は「新語・流行語大賞に何度も絡んだ政治家」を特集します。歴代の政治家のうち、受賞語にたくさん絡んだ(※)人物のベスト5を紹介しましょう(※注:本稿における「絡んだ」の定義は後述します)。話題を喚起する力を持つ政治家とは、一体どんな人物なのでしょうか。

受賞に「絡んだ」とは、どういう意味?

 本題に入る前に、ランキングを計算するための前提条件を説明しましょう。つまり何をもって受賞に「絡んだ」と解釈するのか、という問題です。本稿では、以下に示す2つの状況について「絡んだ」と解釈することにします。

 まず第1の状況は「本人が受賞者」である場合。前述した安倍晋三、橋下徹、土井たか子、石原慎太郎といった受賞者が好例です。これを本稿では便宜的に「直接受賞」と呼ぶことにします。

 そして第2の状況は「受賞者は別人だが、受賞語に本人が深く関与している」場合です。この場合も受賞に「絡んだ」と考えます。例えば前述した田中真紀子の「凡人・軍人・変人」というキーワードは、それぞれ小渕恵三・梶山静六・小泉純一郎の人物評です。つまり田中真紀子の受賞には、小渕恵三・梶山静六・小泉純一郎の3人が「絡んでいる」わけです。このパターンを便宜的に「間接受賞」と呼びます。

 そして本稿では「直接受賞」と「間接受賞」の語数を合わせて「受賞語数」と解釈します。例えば小沢一郎は、1994年に「新・新党」(新進党が発足する前の俗称)で直接受賞、2010年には「脱小沢」(受賞者なし)で間接受賞を果たしています。この場合、小沢氏は「受賞語数が2語である」と考えることにします。

コメント0

「社会を映し出すコトバたち」のバックナンバー

一覧

「新語・流行語大賞に何度も絡んだ政治家」の著者

もり ひろし

もり ひろし(もり・ひろし)

新語ウォッチャー(フリーライター)

CSK総合研究所を経て、1998年から新語専門のフリーライターに。辞書・雑誌・新聞・ウェブサイトなどに原稿を提供中。2009年より『現代用語の基礎知識』(自由国民社)で「流行現象」のコーナーを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

プロフェッショナルとして、勝負どころで安易に妥協するなら仕事をする意味がない。

手嶋 龍一 作家・ジャーナリスト