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DNAで「第二の創業」、DeNA南場氏語る

  • 井上 理,染原 睦美

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2014年6月18日(水)

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 7月下旬から消費者向け遺伝子(DNA)検査サービス「MYCODE」を開始するディー・エヌ・エー(DeNA)。その新事業を立ち上げた取締役の南場智子氏が、参入のきっかけや狙いを語った。
 遺伝子解析のコストが低下していることから、今年に入って消費者向け市場への参入が相次いでいる。簡単な検査キットで口内の粘膜などをとり、送付すると、後日、遺伝子から分かるガンや生活習慣病のリスク度合いをネットなどを通じて知らせてくれるもの。DeNAは後発だが、資本力と東京大学医科学研究所(医科研)との提携を武器に、成長市場で一気にトップシェアを握る考えだ。
 南場氏は2011年6月、ガンを患った夫の看病を理由に取締役へ退いた。闘病の末、回復に転じたことから2013年4月に現場復帰した。この個人的な経験が、新事業への大きな動機になったと語る。(聞き手は井上理、染原睦美)

昨年4月に現場復帰したDeNAの南場智子取締役(撮影:陶山勉)

現場で事業立ち上げの指揮を執るのは久々ですね。

南場:約2年間、現場から離れて戻り、新しい気持ちでゼロから事業をやりたいなと思い、昨年4月からいくつか新規事業の弾込めをしていました。その一つが遺伝子検査サービスです。これは2年間のプライベートな経験が発想のもとになっているんですね。やりたいなという気持ちは、そこから来ています。

夫の看病というか、闘病生活が気づきになったと。

南場:まず思ったのは、患者である個人と、そこに対してプロフェッショナルなサポートをする医師やコ・メディカル(医療従事者)といわれる人たちとの間にはすごく距離があって、情報の非対称性も非常に大きいということ。患者が主役になっていないなと。個人が主人公になるのは、非常に難しいものなんだなと感じました。

 私のように会社から一旦離れ、専属で闘病のプロジェクトリーダーとなってぶん回す人でもいない限りは、到底、立ち向かっていけない。それができない境遇の患者さんはいっぱいいるはずです。そういうことを考えた時に、ヘルスケアという領域は非常にやりがいがあるなと思いました。

「遺伝子検査で回避できたかもしれない」

その思いが遺伝子検査サービスに結実した。

南場:やっぱり夫が病気になる前に、お尻を叩いてもらって出来ることがあったのであれば、どんなささいなことでもやりたかった。仮に、遺伝子の検査をすることによって何らかの警鐘が得られ、それに対してまじめに向き合っていれば回避できたかもしれないなと。

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三品 和広 神戸大学教授