• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

中国と韓国が北朝鮮を崩壊させる戦略に転換~石油の供給を停止

中国は、韓国による統一と米軍撤退を意図

  • 重村 智計

バックナンバー

2014年6月30日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 日本と北朝鮮は明日、7月1日、外務省局長級の協議を北京で行う。同月3~4日には、中国と韓国がソウルで首脳会談を開く。これらはいずれも、中朝関係が最悪の状態にあることを示すものだ。

 中国の習近平国家主席は、金正恩第1書記とはまだ一度も会談しないのに、朴槿恵大統領とは頻繁に会っている。これはあからさまな、北朝鮮崩壊戦略と言える。追いつめられた北朝鮮は、日朝関係改善に転じた。1日の日朝交渉は、中韓首脳会談へのあてつけとして、その直前に北京で行うものだ。「中国がだめでも、日本がある」と、中国にみせつける。金第1書記は、中国に捨てられたために、拉致問題を解決する覚悟を決めた。

習国家主席は張成沢粛正を知らなかった

 中国が北朝鮮を見捨てると決めるに至った発端は、米国のジョー・バイデン副大統領の訪中だった。昨年12月4日、北京の人民大会堂で中国の習国家主席と、バイデン米副大統領が会談した。会談の詳細な内容は明らかにされていないが、中国の当局者によると同副大統領は北朝鮮の核問題に触れた。

 「北朝鮮崩壊後の処理を、米中で話し合いたい。核問題を解決するために、北朝鮮への原油供給をやめてほしい」

 米政府は、北朝鮮のナンバー2だった張成沢(チャン・ソンテク)・国防委員会副委員長が粛正されたことを知り、北朝鮮崩壊は遠くないと判断した。バイデン副大統領は、この情報と判断を元に崩壊後の北朝鮮処理に言及したのだった。

 ところが、習国家主席には張成沢粛正の情報が届いていなかった。会談後に、その事実を知らされた習国家主席は、外交当局に対して激怒したという。

 バイデン副大統領は習国家主席に対して、「核開発を放棄して生き残るか、あるいは核開発を続けて崩壊するか」の選択を北朝鮮に迫るべきだ、と主張した。このために、原油の供給を中止するよう求めた。

コメント26件コメント/レビュー

昨日の敵は今日の友として、北朝鮮が拉致被害者を探して日本に帰国させてくれる日が近いのはほっとして嬉しい事です。核保有国であるから、核を放棄するように拉致被害解決の次は期待したいです。それには米国が北朝鮮と会談するのが一番良いのではないかと思われます。政治には弱いけれど、世界の平和の為にそう思うのです。(2014/07/09)

「ニュースを斬る」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

昨日の敵は今日の友として、北朝鮮が拉致被害者を探して日本に帰国させてくれる日が近いのはほっとして嬉しい事です。核保有国であるから、核を放棄するように拉致被害解決の次は期待したいです。それには米国が北朝鮮と会談するのが一番良いのではないかと思われます。政治には弱いけれど、世界の平和の為にそう思うのです。(2014/07/09)

どうも最近は、韓国憎しのあまり、すり寄る北の頭をちょっと撫でて、エサの一つでも投げてやったらいいんじゃね?いたいな言説が目立ちますね。それも、自称「保守」の策士気取りと思しき方から。笑止!ですね。いくらなんでも交渉相手の本質が違い過ぎるでしょ。もし、韓国政府の行状が、この手の方の言うとおりだとしても、不法無法を容認する政府と、政府そのものが不法無法に手を染めているのではレベルが違います。それに、出来る術はないけど、もし、日本が抜け駆け的にエネルギー援助をしたりした日には、アメリカも黙っちゃあませんよ。今回の「制裁」解除は、まだ、国際的に取り決められたものではなく、日本独自のもののみが対象なので、向こうも黙っているだけでしょう。人質をとった無法者の要求には、いかなる理由があろうと屈することがない、というのがアメリカの「正義」ということはお忘れじゃあないでしょう。アメリカはこちらが思うほど日本の事をあてにはしてないし、戦略上価値がないと判断すれば、あっさり切り捨てるか、もしくは敵対する国家です。そうなったらどうするか。2の矢、3の矢を常に頭に置いておくのが為政者としての最低限のわきまえだと思います。(2014/07/07)

なんだか怪しい話です。中国がなぜ北朝鮮を崩壊させなきゃならないのでしょう。北朝鮮があるから、韓国を中国側に引っ張り込み、日本には北朝鮮の動きにカネと神経を使わせて、米国には朝鮮半島非核化を主張できる訳で、北朝鮮をなくしては元も子もありません。北朝鮮が中国の言うことを聞くよう躾ける必要は感じているでしょうが、崩壊させるなんてとても考えにくい。読後にこんな疑問を持たせないようなコラムをお願いします。(2014/07/06)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の経営者は、経験を積んだ事業なら 失敗しないと思い込む傾向がある。

三品 和広 神戸大学教授