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ミクシィ新体制、「ビーサン社長」の覚悟

「モンスト一発屋」から脱却できるか

2014年7月4日(金)

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ミクシィの新社長に就任した森田仁基氏。(写真:的野弘路)

 森田仁基には今も「社長席」がない。社長就任発表前と変わらず、ミクシィ本社6階の「モンストスタジオ」と呼ばれる場所に席を置く。6月24日の株主総会をもって、森田はミクシィの3代目新社長に就任した。

 株主総会後、森田が席に戻り、一息ついた17時。モンスターストライクを率いるプロデューサーの木村弘毅が「ちゅうもーく!」と大きな声を出した。100名弱のチームメンバーはその場で立ち上がり、一斉に森田に視線を送った。

 木村の号令に合わせるように、新入社員の一人が大きな花束を持って森田の元に駆け寄る。渡されたのは花束と靴の仕立て券。大学時代からスキューバダイビングに熱中していた森田は、夏になるとほとんどをビーチサンダルで過ごす。株主総会の次の日、筆者の前に現れた森田の足下は、やはり真っ白なビーチサンダルだった。

 社長就任に合わせて「そろそろ革靴の一つや二つ買ってください」と部下たちが用意してくれた仕立券に思わず森田は顔をほころばせた。

地道に進めた人材戦略

 どちらかというと強烈なリーダーシップで周りを引っ張って行く方ではない。「できないことをカバーしてくれる人材が、僕の周りにはたくさんいる」と自身が人に恵まれていることを強調する。時間があれば部下を連れてよく飲みにも行くという。

 社長を打診されたときに一番心配だったことは、「社長」というプレッシャーでも、前期の赤字でもなかった。「今まで一緒にやってきた部下が喜んでくれるかな、ということが頭をよぎった」というのは、いかにも森田らしい。

 花束を渡されたとき、促されるままにした所信演説からもそんなパーソナリティがにじみ出る。「改めて、どうぞよろしくお願いします。皆が働きやすい環境を、これまで以上に作れるようサポートしていきます」。

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「ミクシィ新体制、「ビーサン社長」の覚悟」の著者

染原 睦美

染原 睦美(そめはら・むつみ)

日経ビジネス記者

日経パソコン、日経ウーマンオンラインを経て、2013年4月から日経ビジネス記者。IT担当などを経て、日用品・化粧品担当。趣味は洗濯、昼酒、ピクニック。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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