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SNSが最適とは限らない

アジア各国で異なるブランド情報への接触経路

  • 小山田 誠(日経BPコンサルティング)

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2014年7月4日(金)

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 激動するアジアで、日本を含む各国のブランドは現地の消費者にどのように評価されているのか――。

 ブランドの“今”を明らかにするため、日経BPコンサルティングは2012年から「ブランド・アジア」プロジェクトに取り組んできた。7月15日に開催される「アジア会議2014」で調査結果の詳細な情報を公表するが、その前に今回のポイントを2回に分けて日経ビジネスオンラインで紹介する。

ジャカルタ(インドネシア)の携帯電話ショップで行われていた「LINE」のキャンペーン(2013年5月撮影)

 「ブランド・アジア2014」はアジア12カ国・地域において、ブランドに対する好感度、品質感、個性、時流感などを調べた。対象としたのは地域ごとに100ブランド。全12カ国・地域で共通して調査した60のグローバル・ブランドと、地域ごとに設定した40のローカル・ブランドで構成される(シンガポールでは60のグローバル・ブランドのみを調査)。それらを商品分野に関係なく、同一に比較する。

 主な分野は食品・飲料、日用品、衣料・ファッションアイテム、自動車・二輪、IT(情報技術)・家電、インターネット関連、金融、飲食店、スポーツ関連用品など。各地域に住む20~50代の計8659人の一般消費者から回答を得た。調査は2013年12月~2014年1月にかけて実施した。

新興国でも評価を高めたスマホ関連ブランド

 「ブランド・アジア2014」の最大の特徴は、スマートフォン関連ブランドがASEAN(東南アジア諸国連合)で評価を大幅に高めたことだ。

スマートフォン関連主要3ブランドのブランド総合力順位の推移
ブランド総合力
順位
Apple Google SAMSUNG
2014 2013 2014 2013 2014 2013
1.中国 2 1 13 11 4 15
2.インド 27 35 35 39 2 7
3.インドネシア 1 4 2 2 15 17
4.日本 2 1 1 2 90 84
5.マレーシア 4 9 1 8 2 7
6.ミャンマー 40 50 36 65 4 5
7.シンガポール 3 1 1 2 2 3
8.韓国 4 5 15 13 2 1
9.台湾 3 2 1 1 40 36
10.タイ 4 20 3 13 5 15
11.トルコ 4 - 2 - 1 -
12.ベトナム 8 18 3 4 5 6
※赤い背景は、前回から5位以上上昇した部分
※トルコは2013調査なし

 上表に米アップル、米グーグル、そして韓国サムスンのスマートフォン関連主要3ブランドについて、前回2013年と今回2014年のブランド総合力順位を示した(より詳細な結果はニュースリリースを参照)。

 それぞれ2013年と比べ、5位以上順位を上げた国については背景を赤くした。これを見るとマレーシア、ミャンマー、タイそしてベトナムといったASEANに集まっていることが分かる。

 特にアップルは主力商品である「iPhone」が高価格帯の商品であるためか、前回はインドネシアを除けば、トップ5に入っていたのは、中国、日本、韓国、台湾といった東アジアや、富裕層が多いシンガポールのみだった。しかし今回の調査では、マレーシアとタイでもトップ5に入った。また、ベトナムでも8位に、ミャンマーでも10位ランクアップして40位に、インドでも27位に順位を上げた。

 高価格帯ブランドに対する評価の高まりは、急速な経済成長に伴う所得の向上のみならず、スマートフォンというジャンル全体に対する注目度の高まりを感じさせる。アジア各国でも、ライフスタイルに変化が起きていると言えるだろう。

 なお、ミャンマーではサムスンと並んでスマートフォンが人気の韓国LGが2位(2013では24位)に急浮上した。また、タイでは日本発のメッセンジャーアプリ「LINE」が9位につけた(今回LINEを調査対象に加えたのはタイのみ)。アップル、グーグル、サムスンという3大スマホブランド以外でも、スマホ関連ブランドに対する高評価が随所に見られた。

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