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ポスト・パンケーキの大辞典

日本で話題の「黒船フード」たち

2014年7月22日(火)

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 女性の間でパンケーキが流行して久しくなります。2010年、ハワイ発祥のレストラン「エッグスンシングス」が東京・原宿に進出。この頃から、東京の原宿や表参道ではパンケーキを出す飲食店が相次いで出店するようになりました。現在でも全国の主要都市へ流行が波及している状況です。

 現在流行しているパンケーキの新規性は、そのアレンジ方法にあります。実際のところ、パンケーキとはホットケーキの言い換えに過ぎません。ただ現在流行しているパンケーキは、その幅がとても広いのです――果物やクリームをトッピングしたデザート系のメニューから、卵やベーコンをトッピングした食事系のメニューまで。この幅広さこそが、現在の流行の新しさなのです。

 さて近年国内では、パンケーキ以外にも「外国で発祥した食べ物」の専門店が増えています。もちろんその中にはカップケーキやシナモンロールなど「既知のメニュー」を出す専門店も存在します。しかしその一方で「これまで日本人にはあまり馴染みがなかったメニュー」を出す専門店も存在するのです。

 今回のテーマは「ポスト・パンケーキの大辞典」。今、日本の飲食界や加工食品界で話題になっている「黒船フード」――新規性のある外来メニューを本稿ではこう呼ぶことにします――について辞典形式で特集することにしましょう。

条件は「単品と新規性と専門店」

 まず、紹介する黒船フードを挙げてみましょう。今回紹介するのはウーピーパイ、エッグベネディクト、カオマンガイ、グルメポップコーン、クロワッサンドーナツ、ケーキポップ、コールドプレストジュース、ダッチベイビー、パイナップルケーキ、ビスケットサンド、プーティン、ポップオーバー、マンゴーかき氷の13語です(五十音順)。

 あくまで筆者の主観ですが、一般の人であっても飲食の流行に敏感な人ならば、以上の言葉の半分ぐらいはご存じのことでしょう。これら全部を知っている人は、業界関係者と同じレベルの情報感度をお持ちなのかもしれません。

 実はこれらの言葉は、近年話題になっている黒船フードの中から、ある基準で絞り込んだものです。以下にその基準を3つ示しましょう。

 第1の条件は「単品の料理名」であること。例えば話題の黒船フードの中にはペルービアン*1のようなジャンル名も存在します。しかし今回はこれを除外しました。

*1:ペルービアンは現代ペルー料理のこと。古代アンデス料理、スペイン料理、日本料理、中華料理などが融合して現代風になったもの。日本を含む各国に専門店が登場しており、飲食界では国際的な話題になっている。

 第2の条件は「日本では新規性がある」こと。カナダ発祥のプーティン(詳細は後述)のように現地では馴染みがある料理でも、日本で新規性がある食べ物の場合は紹介する対象に「含む」こととします。

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「ポスト・パンケーキの大辞典」の著者

もり ひろし

もり ひろし(もり・ひろし)

新語ウォッチャー(フリーライター)

CSK総合研究所を経て、1998年から新語専門のフリーライターに。辞書・雑誌・新聞・ウェブサイトなどに原稿を提供中。2009年より『現代用語の基礎知識』(自由国民社)で「流行現象」のコーナーを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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