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動き出す「乗り捨て」カーシェア

“所有より利用”の社会を作れるか

2014年7月30日(水)

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 メルセデス・ベンツ日本など3社が9月から「乗り捨てOK」のカーシェアリングサ-ビスを始める。従来の法解釈では乗り捨ては「NG」とされていたので大きな変化だ。日本の自動車市場を変貌させるきっかけになるか。

2人乗りの「スマート」を使い、メルセデス・ベンツ日本、オリックス自動車、アマノの3社共同でカーシェアサービスを始める。

 小さくて大きな一歩だった。7月24日、メルセデス・ベンツ日本とオリックス自動車、アマノの3社は9月から新しいカーシェアリングサービスを始めると発表した。オリックス自や最大手のタイムズ24が従来手がけてきたカーシェアとの違いは「ワンウェイ(乗り捨て)方式」であること。つまり、クルマを元々あった場所に戻さなくても、違う場所で乗り捨てできるという点だ。

 具体的には、横浜市内にある8カ所の駐車場をカーシェア拠点とし、ベンツの2人乗り車両「スマート」のEV(電気自動車)を貸し出し用に全部で20台用意する。例えば、新横浜駅のそばにある駐車場でスマートに乗り、中華街に近い駐車場で使用を終えて食事に行く、といった使い方が可能になる。

 料金は15分200円からで、事前にオリックス自のカーシェア会員になっておく必要がある。同社によれば、先に挙げた新横浜~中華街のルートはタクシーを利用すると3000円ほどかかるが、カーシェアであれば400円(=30分間使うと推計)で済むという。中華街でお酒を飲んでしまっても、クルマを新横浜に戻す必要はないので電車で帰れば良い。

3社がワンウェイ(乗り捨て)方式のカーシェアを実施する拠点
新旧カーシェアのイメージ図

 ここまで読んで、「そんなに利便性があるとわかっているなら、もっと早くやればいいのに」と思った人もいるかもしれない。カーシェアそのものは日本では2009年頃から広がったので、今になって「乗り捨て」が始まることに違和感を覚えたかもしれない。もちろん、カーシェア事業者もそういうサービスはずっと考えていた。だが実は、これまでの法律の解釈ではカーシェア車両の乗り捨ては「NG」とされていたのだ。

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「動き出す「乗り捨て」カーシェア」の著者

佐藤 浩実

佐藤 浩実(さとう・ひろみ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社で電機、機械、自動車を6年間取材。13年4月に日経ビジネスへ。引き続き製造業を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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