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ワタミ、事業会社社長シャッフル人事の真相

落ち込み始めた宅食、介護をシナジー効果で底上げ

2014年8月22日(金)

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「和民」や「わたみん家」をはじめとする外食事業の落ち込みを、宅食や介護事業で補ってきた図式が崩れた

 外食チェーン大手のワタミは10月1日、外食や介護など4つの主要事業会社の社長を交代する。

 ワタミの桑原豊社長は現在、外食事業を手がける「ワタミフードサービス」の社長を兼ねているが、10月にはワタミフードサービスの社長からは外れ、今度は仕入れや製造、物流を担う「ワタミ手づくりマーチャンダイジング(MD)」社長を兼務する。

 さらにMDの門司実社長は宅食事業の「ワタミタクショク」の、宅食の吉田光宏社長は「ワタミの介護」の、介護の清水邦晃社長はフードサービスの社長にそれぞれ代わる。4事業の社長をシャッフルするこの人事の狙いを、桑原社長に聞いた。

桑原:ワタミは、これまで順風満帆に来た会社だ。もちろん、厳しい状況もあったが、前年まで7期連続の増収増益を達成し、外食のみの事業から、介護や宅配事業への参入もできた。2012年度(2013年3月期)の最終損益は過去最高を記録した。

 ところが、2013年度には上場以来初めて最終赤字に転落。これは、(居酒屋チェーンの)「和民」や「わたみん家」の閉店が影響し、黒字経営だったワタミフードサービスから約23億円を取り崩した結果だ。

 この厳しい状況は、一気にV字回復することはないだろう。では、この1年半で起きている「厳しさ」はどこから来ているのか。それは事業構造の変化だ。順風満帆といえども、外食全体のマーケットの縮小に伴って、ワタミの外食も縮小傾向だった。それを介護と宅食といった高齢者向け事業が補う形で経営してきたのだが、それが崩れた。

 例えば宅食は2013年度末の計画が1日41万食のところ、27万4000食にとどまった。これはその1年前の食数とほぼ同じだ。介護付き有料老人ホームの入居率も5ポイント下がってしまった。

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「ワタミ、事業会社社長シャッフル人事の真相」の著者

河野 紀子

河野 紀子(こうの・のりこ)

日経ビジネス記者

日経メディカル、日経ドラッグインフォメーション編集を経て、2014年5月から日経ビジネス記者。流通業界(ドラッグストア、食品、外食など)を中心に取材を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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