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シンガポールで日本のリーダーを鍛えなおす!

アジア地政学研修で健全な官民交流を促進

2014年8月28日(木)

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 これまで、日本の官僚のトレーニング不足について書いてきた(関連記事「官僚も継続的トレーニングを続けよ!」)。このたび、日本の官僚と民間のリーダーとを一緒に鍛え直すトレーニングプログラムを作成した。9月1日からいよいよ始まる。私がイニシアティブを取り、国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院と一緒にデザインした、アジア地政学・地域研究をテーマにした短期集中研修プログラムだ。

 今年開校10周年となるリークワンユー公共政策大学院は、シンガポールの初代首相で建国の父であるリークワンユー氏の名前を付けることが初めて許された組織である。それまで、空港にも財団にも病院にも、自身の名前を付けることを許さなかったリー氏がこの学校に初めて許したのには理由がある。アジアの次世代を担うリーダーを育成するというミッションに共感したからだ。

 リークワンユー公共政策大学院には、アジア各国の官僚たちが学ぶ。既に、世界86か国から参じた1万1000人以上の首相、閣僚、知事、市長、副大臣など幹部官僚及び金融機関のトップを含む幹部候補生をトレーニングしている。

 日本の官僚も2007年から当校に留学している。金融庁が日本政府として初めて当校に留学生を派遣したのを皮切りに、経産、外務など5省庁やJAICAなどの職員20人ほどの政府関係者が卒業している。民間企業では朝日新聞社やNHKが留学生を派遣した実績を持つ。

 彼らの口コミ効果があったのだろうか。結果的に、広告宣伝なしで、予想を大きく上回る申し込みを頂いた。

5日間缶詰でASEANを学ぶ

 我々がデザインした新プログラムは5日間。毎日9時から夕方5時まで、ASEANとインドの地域研究と地政学を中心に、最新事例・最新事情を学ぶものだ。

 インド、マレーシア、インドネシア、タイ、ミャンマーなど日本の企業や政府が強い関心や利益を持つ国ごとの地域研究からASEAN全体の地政学が中心。そのほか、汚職対策や多様性マネジメントなどの実務的テクニックも学べる。駐シンガポール大使の竹内春久もスピーチに来られる予定だ。

 質疑形式の講義と視察を組み合わせている。アジアの地政学研究において最高峰にあるリークワンユー公共政策大学院の教授陣と外部の専門家が講師だ。もちろん、同時通訳者も用意している。受講料は6250シンガポールドル(約50万円)だ。

 第1回のプログラムには、官民合わせて46人(学校が提示した定員は25人)が参加する。最も大きな教室でも46人しか収容できないので46人を受け入れることになった。

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「シンガポールで日本のリーダーを鍛えなおす!」の著者

田村 耕太郎

田村 耕太郎(たむら・こうたろう)

前参議院議員

早稲田大学卒業、慶応大学大学院修了(MBA取得)、米デューク大学ロースクール修了(証券規制・会社法専攻)(法学修士号取得)、エール大学大学院修了(国際経済学科及び開発経済学科)経済学修士号。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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