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ルネサスは復活できるのか

今後の成長戦略を作田会長兼CEOに聞く

2014年9月3日(水)

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 経営再建中の半導体大手、ルネサスエレクトロニクス。昨年9月末には産業革新機構などから1500億円の出資を受け、人員削減や工場の統廃合や事業の選択と集中などの構造改革を進めてきた。2014年4~6月期連結決算では最終損益が211億円の黒字になるなど、業績は回復基調にある。

 現在、ルネサスで会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるのが作田久男氏。昨年6月にオムロン会長から転じ、一連の構造改革を主導してきた。今後、成長に向けてどんな戦略を進めていくのか。就任2年目を迎えた作田氏が日経ビジネスなどのインタビューに応じた。

ルネサスエレクトロニクスの作田久男会長兼CEO(写真:加藤 康)

就任から1年強が経ちました。2014年4~6月期連結決算では最終損益が211億円の黒字になるなど、業績は回復基調にあります。自己採点すると何点でしょうか。

作田:まだ1年なので、自己採点するには早すぎます。それでも採点するなら60点くらいでしょう。もし40~50点であればとっくに辞表を出して(ルネサスから)去っています。偉そうにここに座って話はできません。ギリギリ合格点だからこそ、もう1年こうして続けられているわけです。

構造改革は中途半端

具体的に、この1年間はどのようなことに取り組んで聞きたのでしょうか。

作田:大きく分けて三つあります。私自身、ルネサスにお世話になることが決まった時、はっきり言って倒産するかもしれないと思いました。実際には(産業革新機構などからの)1500億円の出資は決まっており、すぐには倒産しないものの財務的ではかなり厳しいものでした。この状況をいかに立て直し、この先どのように成長させていくかに取り組む必要がありました。

 財務的な立て直しでは運営面と事業面の構造改革、そして成長戦略の三つに取り組みました。構造改革は焦っても仕方ありませんがどれもこれも中途半端です。成長戦略もようやく一歩踏み出したばかりです。

構造改革は具体的にどのあたりが中途半端なのでしょうか。

作田:例えば手掛ける商品のEOL(取扱い中止)について、もっとメリハリを付けていきたい。でもお客様には迷惑をかけてしまうことになるため、どこかで妥協点を見つけていかないといけません。

 運営の構造改革でも、人の数だけではないのですが本当はもっと思い切ったことをやりたい。ですが、これについても妥協点を見出す必要があります。

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「ルネサスは復活できるのか」の著者

佐伯 真也

佐伯 真也(さえき・しんや)

日経ビジネス記者

家電メーカーで約4年間勤務後、2007年6月に日経BP社に入社。日経エレクトロニクス、日経ビジネス編集部を経て、15年4月から日本経済新聞社証券部へ出向。17年4月に日経ビジネス編集部に復帰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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