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ひなびた古民家が生む経済

「場所」の面白さを引き出す

2014年10月23日(木)

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鎌倉二階堂の民家に隣接した納屋(=写真)をカフェに生まれ変わらせる(提供:渡邉賢一氏)

 古都・鎌倉。観光客で賑わう鎌倉駅前を抜けると、古い街並みが広がっていた。鎌倉駅からバスで10分の「二階堂」と呼ばれるエリアだ。観光客が大挙するわけではないこの地区の住宅街に、今年12月、カフェが出現しようとしている。

 計画されているのは、もともとあった納屋を改装し、屋外にイスを並べるというこじんまりとした造りのカフェだ。「挽きたてのコーヒーや鎌倉野菜のスムージーを、テイクアウトで提供する予定です」と、発案者の渡邉賢一さんは話す。地域の人たちが気軽に立ち寄れるカフェを目指すという。

 渡邉さんが納屋をカフェに改装すると決めたのには、理由がある。この納屋が隣接している築90年の古民家に今夏以降、大きな変化が起きているからだ。 

スタートアップ企業が会議に利用

 「大きなイベントを1回開くより、小ぶりでも数を重視したほうが良いんじゃないかな」。10月初めの土曜日。2012年設立でコンサルティングの仲介サービスを提供するwalkntalk(ウォークントーク、東京・新宿)の端羽英子社長は、5人の社員と一緒に自社の認知度を高める方法について話し合っていた。

 熱く議論を交わす場は、新宿区にあるオフィスの会議室ではなく、先ほど紹介した、カフェに変わる納屋の隣の古民家。1人1人がノートパソコンを抱えているという点は普段の会議と同じだが、皆、オフィスチェアではなく座布団に腰を下ろしている。議論の内容は真剣そのものなのだが、こころなしか、社員たちはリラックスしているように見えた。

鎌倉の古民家で議論するwalkntalkの端羽英子社長ら(写真:陶山 勉)

 この日の会議は午前10時45分からランチを挟んで午後3時までと長丁場だ。端羽社長によれば、「月に1度は時間をかけてじっくりとミーティングしたい」と、昨年12月からオフィスとは別に会議ができる場所を探すようになったという。日々の会議は「1時間まで」と決めているため、場所を変えて意識を切り替えることが重要なのだそうだ。貸し会議室など様々な場所を借りてきたが、今回、この古民家にたどり着いた。

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「ひなびた古民家が生む経済」の著者

佐藤 浩実

佐藤 浩実(さとう・ひろみ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社で電機、機械、自動車を6年間取材。13年4月に日経ビジネスへ。引き続き製造業を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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