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家電量販店ノジマ、“小が大を飲む”ITX買収の勝算

淘汰前夜の携帯ショップ市場に先手

2014年12月8日(月)

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 家電量販店のノジマが、携帯電話販売のアイ・ティー・エックス(ITX)を買収する。2014年3月期の売上高を比較すると、ノジマの2184億円に対し、ITXは2573億円。いわば「小が大を飲む」買収だ。850億円にも上る買収金額の大部分を借り入れに頼るため、財務上のリスクを懸念する声も少なくない。

 なぜ、ノジマはそれほどのリスクを負ってまで、携帯電話販売の拡大へと乗り出したのか。実は、携帯電話の販売代理店には、携帯電話会社の政策による淘汰の足音が迫っている。ノジマの野島廣司社長は、「携帯電話の販売は、これからは量より質が問われる時代になる。そこに、我々のチャンスがある」と、買収の狙いを説明する。

携帯ショップに忍び寄る淘汰の波

 携帯電話の販売台数はここ数年、年間4000万台程度で安定的に推移してきた。そのうち、スマートフォンが占める割合は急速に高まっており、今年度は85%を超えると見られている。それに伴い、携帯電話販売店の売上高(販売代理店上位30社の合計)も、年平均10%程度の勢いで成長してきた。

 だが、スマホの需要は一巡しつつあり、市場は飽和状態に近づいている。そのため、「携帯電話会社はこれ以上、販売代理店を増やすことはせずに、むしろ、より優良な販売代理店に絞り込んでいこうとしている」(ある業界関係者)。つまり、販売代理店は、携帯電話会社による選別を生き残らなければならない。ノジマとITXは、そのカギをサービスの「質」が握ると考えた。

 既に、携帯電話会社による販売代理店の選別は始まっている。先頭を走るのが、ソフトバンクモバイルだ。

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「家電量販店ノジマ、“小が大を飲む”ITX買収の勝算」の著者

大竹 剛

大竹 剛(おおたけ・つよし)

日経ビジネス記者

2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

中川 雅之

中川 雅之(なかがわ・まさゆき)

日本経済新聞記者

2006年日本経済新聞社に入社。「消費産業部」で流通・サービス業の取材に携わる。12年から日経BPの日経ビジネス編集部に出向。15年4月から日本経済新聞企業報道部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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