• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

ソリューション重視のCESで浮く“家電の王様”

まだ見えない、国内家電のテレビ事業の将来像

2015年1月16日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

先進国の家電メーカーを中心に、複数の製品や技術を組み合わせたソリューション型の展示が目立った2015年のCES。パナソニック、シャープ、ソニーの国内家電3社もソリューションを意識した展示を増やす一方、まだ“単品の機能勝負”の側面が強いテレビをソリューション型にどう変えていけるか悩んでいるようだ。

パナソニックのブースを訪問したソニーの平井一夫社長兼CEOを案内する津賀一宏社長

 「単品の製品や技術を軸にした展示で競うのではなく、複数の製品やサービスを組み合わせ利用シーンを特定する“ソリューション型”の展示が増えてきたのを実感する」

 毎年1月上旬に米ラスベガスで開催される家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」。例年のCES展示会場のトレンドを的確な一言で表現するとの定評があるパナソニックの津賀一宏社長は今年、このような感想を述べた。実際、パナソニックに加えシャープやソニーの国内家電大手3社だけでなく、韓国のサムスン電子やLG電子など先進国の家電メーカーは総じて、ソリューション重視の展示が目立った。

CESの環境変化がソリューション化を後押し

 その背景にはCESを取り巻く急速な環境変化がある。一つは、2015年は出展が過去最多の10社となるなど、車載用電子機器の重要性が増している自動車メーカーが、近年になりCESに流入していること。二つめは、パソコンやテレビ、スマホなど単品の機能や価格勝負では、先進国の家電メーカーが中国などの新興国メーカーに勝てなくなってきていることなどだ。

燃料電池車関連の特許を無償公開するとCESで発表し話題となったトヨタ自動車のブース

 このため、その年に発売予定の家電新製品を各社がお披露目する場だったCESは、BtoC向けだけでなくBtoBまで幅広く、エレクトロニクス技術を核とした製品からソリューションを幅広く展示する場へと、その位置付けを大きく変えている。当然、家電メーカーの展示内容も変わらざるを得ない。

 特に2015年のCESは、モノのインターネットを意味するIoT(Internet of Things)が大きなキーワードとなっていた。デジタル家電や白物家電、クルマまで幅広いモノがネットに接続して連携する時代が近づいていることを考えると、CESにおけるソリューション型の展示は今後の大きなトレンドとなるのは間違いなさそうだ。

「ニュースを斬る」のバックナンバー

一覧

「ソリューション重視のCESで浮く“家電の王様”」の著者

宗像 誠之

宗像 誠之(むなかた・せいじ)

日経ビジネス記者

日経コミュニケーション、日本経済新聞社産業部、日経コンピュータを経て、2013年1月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

「タイム・トゥ・マーケット」で売らないともうからない。

栗山 年弘 アルプス電気社長