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動き出した巨大経済圏、ウェアラブル最前線

「ウェアラブルEXPO」現場ルポ

2015年1月19日(月)

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 ユーザーの対象を絞ったウェアラブル機器もある。

 一際大きな人だかりを作り目立っていたのは、センサー・ソフト開発のAnicall(アニコール)。2013年3月に創業したベンチャー企業だ。人だかりの中心にいたのは猫と犬。

「すべての動物にインターネットを」

 Anicallの展示ブースには大きくそう書かれている。同社は動物向けのウェアラブル機器を開発、販売するメーカーだ。

初日は寝ている時間帯が多かったネコ。首輪にウェアラブル機器を付けている

 直径31mm、厚み10mm、重さ約10gと小型で、首輪に取り付けて使用する。温度、湿度、気圧などを図る様々なセンサーを取り付けており、取得したデータを解析しペットの行動や感情、健康状態を可視化できると言う。例えば、真夏の散歩中に心拍や体温が急上昇した際に「熱中症警告」として飼い主のスマホに表示される。

 ペットの行動や位置情報を取得できる「つながる迷子札コル」は、3月に発売予定。価格は3000円前後を計画していると言う。今後は感情解析機能や、生体モニター機能を随時追加していく。

 ペットが家から脱走し、近所を走り回って探した経験は筆者自身これまでに何度もある。愛犬は嫌がるかもしれないが、個人的には非常に魅力的な製品で是非とも購入したい。

「笑い」を検知する高齢者向けデバイス

 住宅情報サイト「ホームズ」を運営する東証一部上場のネクストが企画、ロボットなどを開発するユカイ工学が設計開発したのが、高齢者向けの見守りサービス、「ワラッテル」だ。

 ワラッテルは製品名の通り、「遠くに住む高齢の祖母父や両親が、楽しんで生活しているかを感じられるウェアラブルデバイス」(担当者)。ワラッテルにはマイクと3次元加速度センサーを搭載しており、マイクで「笑い」「咳」「会話」などの音声波形を記録し、3次元加速度センサーで、衝撃や落下などを検知すると言う。例えば、強い衝撃の後に動作が検知できなければ、倒れて動けなくなっている可能性がある。近くに住む知人などに様子を見にいってもらうなどの活用方法があると考えている。

 1月にプロトタイプができたばかりで、発売の時期などは未定。ネクストの担当者は、「高齢化が進む一方で、核家族化が広がる今だからこそ必要」と訴える。

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「動き出した巨大経済圏、ウェアラブル最前線」の著者

齊藤 美保

齊藤 美保(さいとう・みほ)

日経ビジネス記者

2011年中央大学法学部卒業。同年、日本経済新聞社に入社。産業部にて電機、IT、自動車業界を担当した後に、2014年3月から日経ビジネス編集部に出向。精密業界を中心に製造業全般を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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