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地方人材を増やせ 大手生保が採用強化

2015年2月3日(火)

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 地方で活躍する人材を増やそうとする動きが、企業の間で広がっている。東京への一極集中を緩和する流れの中で、人材の受け皿として地方の重要度が高まっているからだ。働き方の多様化も追い風となっており、大手の生命保険会社を中心に取り組みが進む。地方で優秀な人材が増えれば、安倍晋三政権の成長戦略の柱の1つである地方創生を、民間から後押しすることにもつながる。

 住友生命保険は「すみれい」と呼ばれる総合営業職の女性のうち、将来の地方勤務を前提とした特別枠(Uターンすみれい)での2015年の採用者数を約80人と、2014年から倍増する予定だ。

営業経験生かし地元で活躍

 Uターンすみれいの制度は昨年開始。地方出身の学生は入社後、東京や大阪で3~5年営業職を経験した後、故郷の道府県にある支社に異動し、管理職などになる。住友生命は47都道府県の全てに支社があり、どの地方出身の社員にも対応できる。「制度を通じて地元で活躍する優秀な人材を多く育て、支社のレベルアップにもつなげたい」(同社)としている。

 仏アクサグループ傘下のアクサ生命保険も、昨年11月の札幌本社の開設に当たり、100人を地元で採用した。東京本社と2本社体制にして、地震など災害発生時に東京の本社機能を代替できるようにする狙いだ。東京本社からの異動を最小限に抑える代わりに、地元での大量採用を通じて、北海道経済の活性化にも一役買っている。

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「地方人材を増やせ 大手生保が採用強化」の著者

須永 太一朗

須永 太一朗(すなが・たいちろう)

日本経済新聞証券部

2003年一橋大学社会学部卒業、日本経済新聞社に入社。西部支社(福岡)で警察、企業、県政を順に担当。その後は主に証券部で日本株相場を取材。14年3月、日経ビジネス記者に。17年4月、日本経済新聞証券部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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