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おもてなし日本、地方で活況

広がりを見せる訪日外国人の集客ビジネス

2015年2月5日(木)

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 Beauty of Japan には、現在約150件のツアーや体験プログラムが掲載されている。町歩きや郷土料理の試食、伝統芸能の体験など内容は様々だ。東京都や京都府などのツアーも含んでいるが、注力するのは地方だ。

Beauty of Japanのページ。地域ごとやカテゴリーごとに分かれて観光ツアーや体験プログラムなどを掲載している。

 「東京と京都などの大都市以外は、海外でほとんど周知されていない」。高校時代にカナダへ留学し、長く海外で働いていた経験のある野口氏は自身の経験も踏まえてこう指摘する。地方の観光団体は英語のサイトやパンフレットを作るなどして集客のための努力をしているものの、単独のPRでは限界がある。野口氏のサイトでは、こんな問題意識を抱える地方の観光情報をまとめて掲載している。ツアーや体験プログラムの価格は8000~20000円程度だ。

受け入れ態勢整える支援も

 最も重要なのが、コンテンツを充実させること。現在は、野口氏を始めBOJの社員が直接地方の観光協会などに出向き、サイトのコンセプトを説明して回っている。

 外国人を誘致したいと話す一方で、「語学面などで受け入れ態勢が整っていない」と懸念する地方の観光協会も多いと言う。BOJでは、英語の注意文やメニューなどの作成支援も手掛けているが、「必ずしも英語ができなくても、日本のおもてなし精神は伝わる」と野口氏は話す。

 現在月の閲覧者数は約6000人。体験者も少しずつだが増えている。体験プログラムなどの仲介手数料が収益の中心だが、「軌道に乗るまでは2年くらいかかる」(野口氏)と見ており、当面の収益確保のために「BOJモバイル」として2月からプリペイド式のSIMカードの販売も始めた。SIMカードの販売で認知度を広め、Beauty of Japanのサイトへの誘致も図る。

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「おもてなし日本、地方で活況」の著者

齊藤 美保

齊藤 美保(さいとう・みほ)

日経ビジネス記者

2011年中央大学法学部卒業。同年、日本経済新聞社に入社。産業部にて電機、IT、自動車業界を担当した後に、2014年3月から日経ビジネス編集部に出向。精密業界を中心に製造業全般を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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