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ファナック社長、モノ言う株主の襲来にこう答える

「資金の使い方は我々自身で決める」

2015年2月13日(金)

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 2月中旬、工作機械向けのコンピューター(NC装置)や産業用ロボットなどの大手、ファナックに、1通の書簡が届いた。差出人は米有力ファンドのサードポイント。ソニー株を取得してエンターテイメント事業の分離を求めていた時期もあるなど、「モノ言う株主(アクティビスト)」として知られる。1兆円を上回るファナックの内部留保に目をつけ、自社株買いをするよう要望した。ファナックは直近(2014年4~12月期)の営業利益率が40%を上回る、日本でも指折りの高収益企業。改めて、株主還元をどう考えるのか。ファナックの稲葉善治社長に聞いた。

(聞き手は佐藤浩実)

ファナックの稲葉善治社長(写真:陶山 勉)

モノ言う株主(アクティビスト)として知られる米サードポイントが、ファナックの株式を取得し、自社株買いを提案する書簡を送ったと複数のメディアに明らかにしました。これまではファナックは「配当で報いる」という方針で配当性向30%を続けてきましたが、株主からのこういう要望を、どのように受け止めているのですか。また、対応策などを取るのですか。

稲葉:具体的な内容についてはインサイダー情報になってしまうので言えません。ただファナックは、本業を地道にやっていく事で企業価値をさらに高めていく会社。そういう会社があってもいいのではないかと考えている。

しかし、サードポイントが指摘するようにファナックは日本でも有数のキャッシュリッチ企業です。資金が活用しきれていないと見られている。 

稲葉:もちろん、たまりすぎた内部留保をどう使うかは考えていかなければいけない。これは、我々自身が『会社の姿勢』として決めていかないといけないことであって、外部からの要望は『参考』として受け止めています。過去にも色々な要望はありましたから。

 (内部留保がたまりすぎたという)認識はありますよ。誰に言われなくても、数字に表れていますからね。誰もが気が付かない金額ではないですので。

内部留保の適正水準はどの程度だと考えているんですか。

稲葉:1兆円が1つの目安だと思っている。

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「ファナック社長、モノ言う株主の襲来にこう答える」の著者

佐藤 浩実

佐藤 浩実(さとう・ひろみ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社で電機、機械、自動車を6年間取材。13年4月に日経ビジネスへ。引き続き製造業を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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