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取締役会4対3、大塚家具の仁義なき戦い

劣勢の父会長が株主提案で、不毛な委任状争奪戦も

2015年2月20日(金)

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 大塚家具の経営権を巡る父娘の対立が続いている。2月13日に大塚久美子社長が発表した3月末の株主総会での取締役候補者名簿には、父親で創業者の大塚勝久会長の名前がなく、久美子氏が今後、経営の全権を握るものと思われた。

 ところが翌週の17日には、大株主でもある勝久氏から、まったく別の取締役候補者名簿が株主提案として出されていることが、会社の発表で明らかになった。その名簿には逆に、久美子氏の名前はなかったのである。

 久美子氏は昨年7月に突如、社長を解任されたが、わずか半年後の今年1月に再び社長に復帰。それ以降、勝久会長と久美子社長がともに代表権を持つ体制になっている。一見、両者が和解したかのように見られていたが、実態はまったく違った。水面下ではその後も、父娘の激しい主導権争いが繰り広げられているのだ。

満場一致ではなかった久美子社長復帰

 1月の取締役会で久美子氏が返り咲いたのも、満場一致で決まったわけではない。昨年12月まで大塚家具の取締役会は8人で構成されていたが、1月の取締役会直前に社外取締役だった中尾秀光氏が辞任、7人になった。

 中尾氏は勝久氏によって取締役に招かれた人物で、当然、勝久氏側に付いていたから、その辞任によって取締役会の勢力図が大きく変わることになったのである。

 3月の総会に向けて両者が提出している取締役候補者名簿を見れば、現在の取締役会の対立の構図が鮮明になる。7人の取締役は、久美子氏派4人、勝久氏派3人の4対3に完全に割れているのだ。

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「取締役会4対3、大塚家具の仁義なき戦い」の著者

磯山 友幸

磯山 友幸(いそやま・ともゆき)

経済ジャーナリスト

ジャーナリスト。1962年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。日本経済新聞で証券部次長、チューリヒ支局長、フランクフルト支局長、「日経ビジネス」副編集長・編集委員などを務め2011年3月末に独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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