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トヨタFCV、「手作りライン」の事情

「ミライ」が普通のクルマになる日はいつか

2015年3月3日(火)

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 トヨタ自動車は2月下旬、燃料電池車(FCV)の生産ラインを報道陣に公開した。通常の量産車と異なり、職人たちによる手作りの量産ラインだ。そこにはFCVが乗り越えなければならない課題が透けて見えた。

 「こちらです」。バスを降りて案内されたトヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」の組み立てラインは、拍子抜けするほどさっぱりとしていた。

元町工場の一角で生産が始まった「ミライ」

 ミライの生産ラインは「クラウン」などを作っている元町工場(愛知県豊田市)の一角にある。ただ、通常の量産車の生産ラインとは異なり、ベルトコンベアーもロボットも見当たらない。作りかけのミライは前後に3台並び、ただ鎮座しているだけ。むしろ動き回っているのは、高い技能が認められた13人の職人たちで、脇の棚までバンパーなどの部品や接着剤を取りにいっては、車両に組み付けていた。2月24日のラインオフ(生産開始)式典の後、多くのメディアが「FCVは手作りライン」と記事にした。

【通常の生産ライン】クルマが動く
【FCVミライの生産ライン】技能者が動く
通常はクルマが動く、ミライでは技能者が動く
車は動かず、技能者が棚まで部品を取りにいく

コメント2件コメント/レビュー

『例えば、電力会社が再エネ引き取りに必要な送電線工事をする代わりにそれぞれの場所に水素生産プラントを作るのも悪くない。その場合、その地区の電力会社には50%の資金を出させ、その他は地方自治体や地方の資本などで協力すれば良い。』電力会社に金を出させる法的根拠は?系統に接続しないのであれば、「水素ガス生産プラント」として電気事業法の範囲外で勝手にやればよろしい。(2015/03/03)

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「トヨタFCV、「手作りライン」の事情」の著者

佐藤 浩実

佐藤 浩実(さとう・ひろみ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社で電機、機械、自動車を6年間取材。13年4月に日経ビジネスへ。引き続き製造業を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

『例えば、電力会社が再エネ引き取りに必要な送電線工事をする代わりにそれぞれの場所に水素生産プラントを作るのも悪くない。その場合、その地区の電力会社には50%の資金を出させ、その他は地方自治体や地方の資本などで協力すれば良い。』電力会社に金を出させる法的根拠は?系統に接続しないのであれば、「水素ガス生産プラント」として電気事業法の範囲外で勝手にやればよろしい。(2015/03/03)

FCVがこの世界初商業生産の始まった車の名前の通り「ミライ」の主力の一つになる為の条件は、多くの関係者も気付いている様に「水素を如何に安く、且つ環境負荷を少なく」生産できるかにかかっている。火力発電で得た電力で水を電気分解して水素を得ても地球温暖化防止効果は極めて少ない。電力会社が勝手に風力や太陽光発電の引き取りを「拒否」している事と合わせて考えると、例えば、電力会社が再エネ引き取りに必要な送電線工事をする代わりにそれぞれの場所に水素生産プラントを作るのも悪くない。その場合、その地区の電力会社には50%の資金を出させ、その他は地方自治体や地方の資本などで協力すれば良い。他にも電力を使わずにバイオで水素を生成させる等の方法も開発されているらしいが、「安く」生産出来る事が非常に重要になる。100円あたりの走行距離もガソリン車に負けないものでなければ優位性を誇ることは出来ない。水素生産においても日本の技術が世界をリードする事に期待したいし、そこに「革新技術」があれば尚更良い事は言うまでもない。(2015/03/03)

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