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任天堂・岩田社長が語る「DeNAとやりたいこと」

DeNAとの業務・資本提携に至ったすべて(後編)

2015年3月23日(月)

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 DeNAとの業務・資本提携を発表し、世間を驚かせた任天堂。メディアや市場は、これまで頑なにスマートデバイス向けゲーム市場への参入を拒んできた同社が“方針転換”したとして、その“変質”を一様に評価した。だが、これから何が起きるのか、具体的なことは何も明かされていない。分かっているのは、「マリオ」など人気の知的財産(IP)を生かしたスマートデバイス向けゲームをDeNAと共同で開発・運営する、そして、ゲーム専用機も含めた複数のデバイスをまたがる新たな会員制サービスを立ち上げる、ということだけだ。
 任天堂はDeNAと手を組み、いったいどんなゲームやサービスを作ろうとしているのか。そして、ゲーム専用機の未来をどう考えているのか。岩田聡社長が「これからのこと」を語った。(聞き手は井上理)

前編「任天堂・岩田聡社長激白、『時が来た』」をお読みでない方は、こちらからお読みください。

DeNAとの提携発表を終え、インタビューに答える任天堂の岩田聡社長(撮影:小倉正嗣、以下インタビュー写真は同)

これから、DeNAと一緒に何をしようとしているのか、具体的なお話を伺いたいと思います。まず、17日の会見では「ゲームプラットフォームの再定義」を大きな柱として掲げ、新たな会員制サービスを共同で開発・運営すると発表しました。「ゲーム専用機とスマートデバイスの架け橋」とも表現していましたが、どんな構想なのでしょうか。背景も含めて教えてください。

岩田:まず、この数年に起こった大きな環境変化のもと、「ゲームプラットフォームはどうあるべきなのか」という考え方が変わっていきました。

 これまでの30年間は、何年かに一度、ゲームのプラットフォームをモデルチェンジしてやってきました。けれど、どんなにゲーム機を普及させても、新しいゲーム機を出せばまたゼロからやり直しなんですね。モデルチェンジによって、お客様との関係が切れてしまう。

 言い換えれば、プラットフォームの切り替えがお客様との関係を断ってしまう「隙」になってしまっていました。これはまさに「ニンテンドーDS」から「3DS」、あるいは「Wii」から「Wii U」への移行で起きてしまったことで、大いに反省すべきところだと思っています。

ゲーム機単位から、顧客単位へ

岩田:じゃあ、一度できたお客様との関係をどうしたらつなげていくことができるんだろうという取り組みの中で、プラットフォームというものの考え方を、それまでのデバイス単位からアカウント単位、つまりお客様単位にするというふうに変えたのです。

 そのため、Wii U(2012年12月発売)から「ニンテンドーネットワークID(NNID)」を導入しました。3DSについても(2013年12月に)NNIDを導入しましたが、もともとデバイス単位の管理になっていた仕組みを後付けでアカウント対応にしたものであり、必ずしもパーフェクトな形ではなかったんですね。

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「任天堂・岩田社長が語る「DeNAとやりたいこと」」の著者

井上理

井上理(いのうえ・おさむ)

日経ビジネス記者

1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界やゲーム業界の動向を中心に取材。日本経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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